40代で恋愛するときの恋活ノート

40代で恋愛している男性は居るの?

恋愛は突然やってくるものですが、相手といつどこで出会うかは誰にもわかりません。40代になると恋愛から遠ざかる人は多いようですが、独身ならまだ諦める必要はないでしょう。

40代でも恋愛している人は多い

日本では年齢が上がるにつれて恋愛をしている人は減る傾向にありますが、グローバル化社会の影響で自由な風潮が浸透したせいか、40代で恋愛をしている人は以前より増えているようです。ある調査によると40代の結婚件数は男性が約8万件、女性は5万件ほどあるとされており、結婚に至らないカップルが多数いるとすれば40代でもかなりの人数が恋愛をしていると考えられます。

恋愛感情を無理に抑えないこと

40代で恋愛をする人が少ないのは、周囲の目を気にして我慢したり、年齢を気にしてチャンスを見逃すことが多くなるせいでしょう。また積極的に恋愛をするタイプの人はすでに結婚しており、独身の40代は恋愛が苦手な人の方が多いといったことが挙げられます。絶対恋愛をしなくてはいけないわけではありませんが、逆に絶対恋愛をしてはいけないというわけでもありません。

とにかく40代を過ぎてから好きな人ができるなんて素敵なことは、なかなか起きるものではありません。それこそたくさんの奇跡の積み重ねで出会った運命の人といえるでしょう。まずは自分の気持ちに素直になって、恋愛の行方を見守ってみましょう。年齢を気にして、無理に終わらせたり断ち切ったりする必要はないのです。

恋愛に備えよう

恋愛に前向きな姿勢を示すには、とにかく行動が大事です。心の中ではウェルカム状態だけど、ヨレヨレの服でボサボサの髪ではまったく相手にされません。40代にもなると、どんな美人でもスッピン勝負は難しくなるものです。きちんとヘアケアや清潔感のある格好をして、急な出会いに備えましょう。

また家の中でいくらキレイに暮らしていても、外に出なければ出会いはありません。定期的に外出してたくさんの人に会う努力をしましょう。40代になると合コンなどに呼ばれる機会はガクッと減るので、カルチャークラブに参加するといった能動的な工夫が必要になります。

相手と出会う方法とは

40代になると、職場は見知った人ばかりで恋愛できそうな相手はなかなか見つからないものです。単純に恋人が欲しいだけならマッチングアプリや婚活パーティなど、既存のサービスを利用してみましょう。またしっかり結婚の意思がある場合は、結婚相談所に登録してお相手を探してみると効率がいいようです。

そこまで積極的になれない場合は、釣りやゴルフなど男性人口の多い趣味をはじめてみたり、ツアー旅行に出かけて気の合う人を探すといいでしょう。どちらにしろ相手から話しかけられるのを待つのではなく、自分から行動を起こす必要があります。

20代と40代では恋愛の心構えに違いがある

違い①:結婚している場合

20代で恋愛する場合は相手も自分も独身であることが多く、気分のままに自由な恋愛を楽しめたかもしれません。しかし40代になると相手は既婚者の可能性が高く、意図しなくても不倫に巻き込まれてしまうので注意が必要です。また自分が結婚している場合は、離婚される危険があるので相当な覚悟が必要になります。

違い②:体力的な問題

若いときの恋愛は元気いっぱいで盛り上がりますが、40代の恋愛は肩や腰が痛くなったり病気がちになるなどして、思ったようには楽しめなくなるようです。もし相手が期待通りの行動をしてくれなくても、お互い様の精神でゆるく構える必要があるでしょう。また盛り上がりに欠ける恋愛は冷めやすいので、相手を繋ぎ止めるのに苦労するかもしれません。

違い③:遊ばれたときのダメージ

恋愛には危険がつきものです。20代の恋愛で遊ばれた場合は、いわゆる自然消滅が多いようですが、40代は遊ばれるというよりも詐欺に引っかかる危険性があります。キレイめで現役感のある40代女性は、一部の男性から見るとお金持ちで簡単に騙せる存在と考えられているようです。貯金が多少ある人は、さまざまな方法でお金を奪われるかもしれませんので注意しましょう。

違い④:法的な責任

20代の恋愛は、多少トラブルになっても人生経験として本人同士で解決するでしょう。しかし40代になって揉め事を起こすと、相手もそれなりの年齢なので訴えられる可能性が高くなります。とくにダブル不倫が発覚すると、自分のパートナーや相手のパートナーから慰謝料を請求されることがあるので注意しましょう。

また独身同士の恋愛でも40代になると司法の場で争うことが多くなりますので、20代の感覚でわがままに行動すると思わぬ落とし穴にハマってしまうかもしれません。

40代で既婚者と恋愛する場合

付き合い方を早めに決める

40代の恋愛は不安定で頼りないものです。とくに相手が既婚者とわかっている場合は、不倫相手という法的に弱い立場に立たされるので、早めに別れたほうが無難でしょう。どうしても好きでギリギリまで一緒にいたいと思ってしまったなら、とにかく早めに相手の意図を聞いておきましょう。不倫をする男性はズルい答えをするものなので、騙されないで自分で判断しましょう。

たとえば「妻とは別れる」とはっきり言われていても、言葉だけならいくらでも言えるので、裏付けがなければ信用はできません。実際に離婚の調停中だったり別居済みならまだしも、しれっと同居を続けていたり、奥さんが妊娠中なら怪しいと考えるべきです。

相手に流されない

恋愛は好きになった方が振り回されがちなものですが、40代で既婚者と恋愛するなら自立した大人として、自分の身は自分でしっかり守りましょう。基本的に不倫男性は計画性がなく、自己中心的で破滅願望があると考えられています。彼の身勝手な口車に乗って不用意に妊娠したり、仕事を手放さないようにしたいものです。

自分の気持ちにしっかり向き合う

既婚者との不倫は、相手の奥さんという共通の敵に邪魔されながらも燃え上がるドラマチックな恋愛です。まるで悲劇のヒロインのような感覚にどっぷり浸かって夢中になってしまうものですが、結末はあまり楽しいものではありません。自分は恋愛の雰囲気を楽しみたいだけなのか、それとも彼を本気で奪いたいのか、もし裁判になったら耐えられるのかなどをよく考えてみましょう。

また現実的に不倫が発覚した場合はどうするか、彼はどうするのか、自分だけが悪者にされたらどうすべきかなど、最悪のケースについても考えておきましょう。

別れるタイミングの見極め方

恋愛には引き際があり、不倫は発覚前に関係解消するのがベストです。彼が雑な対応をするようになったら、不倫をやめたくなったか、または家族にバレそうであなたの存在が邪魔になってきた可能性があります。不倫男性は自発的にケジメをつけようとせず、態度でなんとなく伝えてくる無責任な人が多いので、別れは女性側から切り出すことになるでしょう。

もし別れを受け入れず関係を続けようとすると、不倫男性は自分のことを棚に上げて「これはお前の選択だ、お前が選んだから全部お前の責任だ」などと言い出すので注意してください。

40代で年下の相手と恋愛する場合

本気度を確かめる

年下の彼と恋愛関係になると、40代の女性としてはどうすべきか悩むことでしょう。相手は恋愛を楽しみたい年頃で、気軽な関係でいたいのかもしれません。しかし遠慮してもお互い無駄に傷つくだけなので、年上らしくキッチリ相手を誘導してあげるべきです。つまり結婚まで考えているのかどうかについて、彼の気持ちを確かめるのです。

中途半端に付き合うと聞けなくなってしまうので、付き合うことが決まるタイミングでどこまで本気なのか聞いておくといいでしょう。これから恋愛関係になろうとしている初々しい時期なら、彼も真摯に答えてくれるはずです。

自分の事情を隠さない

誰でも恋愛中は自分の問題を隠して、良い部分だけを見せたくなるものです。しかし年下男性だって馬鹿じゃありません。40代女性には、色々な秘密があるということくらいわかっているはず。恋人を信頼して、本人が自ら話してくれるのを待っているのです。年齢や離婚歴、子供の存在や家庭の事情など、結果的に彼にバレるであろう事実は早めに伝えておきましょう。

前もって聞かされていれば納得できることでも、問題発覚まで隠されていると心証が悪くなります。自分のことを話すのは信頼の証でもあるので、誠実に付き合うと決めた相手には情報共有をすべきです。

相手の元気にとことん付き合う

年下男性との恋愛は、とにかく体力の消耗を覚悟する必要があります。年齢を言い訳にして「疲れた」だとか「無理だよ」などと甘えたことを言っていると、彼はあなたとの年齢差にストレスを感じて気持ちが冷めてしまうかもしれません。適度なトレーニングと健康的な食生活で、血管年齢20歳を目指しましょう。肉体的な若さは努力次第で取り戻せるのです。

適度に甘える

年上だからといっていつも上から目線になってしまうと、年下の彼は男らしさを発揮できずにモチベーションが下がってしまいます。恋人なら、たまには甘えてみるのも大切なことです。愛する彼女に頼られれば、年下男性もカッコよく決めることができて自信を持つことができるでしょう。

40代で男性と恋愛する注意点とは

注意点 その1「弄ばれないように注意する」

恋愛の難しい点は、相手に適度に気を許しつつ、同時に警戒を怠らないバランス感覚を持つことです。完全に信頼して裏切られたら大変ですが、用心しすぎて男性を見たら全員詐欺師のように扱うのもまた問題です。とりあえず金銭面は完璧にガードしつつ、気持ちの面では少しくらい傷付く覚悟で冒険しましょう。

注意点 その2「子供がいる場合は慎重に行動する」

シングルマザーで子供がいる場合、恋愛に夢中になってしまうとちょっとした変化で子供に彼氏の存在を気付かれます。彼との関係がハッキリしないうちは、交際を子供に悟られないように注意しましょう。子供が不安がったり拒否感を示す場合は、相手に事情を話してお付き合いを中断し、家族のメンタルケアに努めてください。

まとめ

40代の恋愛には、若い頃には思いもよらなかった制約や配慮の必要が出てきます。しかしだからこそ、20代ではできなかった深く穏やかな付き合い方ができるでしょう。好きな人と出会えたことに感謝して、今この時しかできない恋愛を楽しんでください。あなた自身が幸せになることで周囲にも笑顔が広がり、すべての物事がよい方向に進んでいくはずですよ。