美術館デートってしたことある?大人なデートの楽しみ方のポイント

芸術のセンスが問われる美術館デート。あんまり絵にも詳しくないし、美術館デートって一体何をしたらいいの?気を付けたらいい事はあるの?と不安に感じてる方はいませんか?美術館デートを楽しむ極意をお伝えしていきます。

美術館デートプランはカップルの仲を深めるデート?

美術館では「思ったよりも、すぐに見終わる」という経験をお持ちの方も多いと思います。これが美術館デートの落とし穴。目的地が美術館だけだと、集合から解散までが、ものの数時間で終わってしまうことになります。

せっかくですから、しっかりと美術館以外の予定も組んでおきましょう。美術館は歩くので、鑑賞後は座ってお話できる場所だと女性はありがたいもの。

美術館でゆっくりとアートを楽しんだあとは、美術館内のカフェや緑の多い公演でひと休みしましょう。
美術館の周辺は緑が多いのもの。ベンチに座って、緑をながめながら、他愛のないおしゃべりも楽しいものです。
賑やかな街の雰囲気とは全然違う、静かな時間を共有することは、リフレッシュ効果もあり、心寄り添える時間になります。アートに触れて楽しく過ごした夜は、レストランの食事でもいいし、おうちデートでもいい。
これからの季節なら二人で鍋をつついて、楽しく過ごすのもよいでしょう。

美術館デートでおすすめスポットは?

「今日は美術館デート」と決めたはいいものの、どこに行けばわからないことありますよね。そこで今回は普段からよく美術館に行くカップル、いつもアウトドアだけどたまには美術館に行きたいというカップル、もちろんお一人でアートを楽しみたいあなたにもおすすめの東京都内の美術館を10個紹介します。

1、21_21 DESIGN SIGHT(赤坂)

まず1つ目にご紹介するのは、東京ミッドタウンのミッドタウン・ガーデン内にある「21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン トゥーワン デザインサイト)」。こちらのスポットでは、日常に注目したデザインを展示しており、アートに馴染みのない方にもおすすめの美術館です。展覧会の内容はその時々で変わるため、気になる展覧会があれば終わってしまわないうちに行きましょう。東京ミッドタウンや六本木ヒルズで、ショッピングや映画デートを楽しんだ後に、この美術館にふらっと訪れるのもおすすめですよ。

2、根津美術館(南青山)

つ目にご紹介する美術館は、南青山にある存在感を放つ建築が見事な「根津美術館」。日本・東洋の古美術を扱うこちらの「根津美術館」は、古き良き日本家屋を思わせる素晴らしい建築も魅力です。「根津美術館」の楽しみ方のひとつに、庭園の散策があります。茶席や石造物が見事に配置された美しい庭園です。また「NEZUCAFÉ」というカフェもあり、東京都内とは思えないほどの鮮やかな緑に囲まれています。ぜひ都会の喧騒を忘れてのんびりしてみてはいかがですか?

3、三鷹の森ジブリ美術館(三鷹)

3つ目にご紹介するのは、「三鷹の森ジブリ美術館」です。こちらの「三鷹の森ジブリ美術館」は、かの有名な映画に出てくるキャラクターと出会うことができる美術館で、連日カップルやファミリーで賑わっています。館内にはファンにはたまらない工夫がたくさん。その内容は是非ご自身で確かめてみてください。ひとつ注意していただきたいのが、こちらの「三鷹の森ジブリ美術館」は日時指定の完全予約制です。日時を指定したチケットを前もって用意することが必要となるので気をつけてくださいね。

4、東京トリックアート迷宮館(お台場)

4つ目にご紹介する美術館は、お台場にある体験型スポット「東京トリックアート迷宮館」です。アートは見るだけのものではありません。体をつかってトリックアートの一部になっちゃいましょう!お友達とも、恋人とも楽しく盛り上がれるこちらの美術館は、お台場の「デックス東京ビーチ」内にあるので買い物帰りにも立ち寄ることができます。ぜひここを訪れたからには錯覚を利用した写真を撮ってみてはいかがですか?きっと思い出に残ること間違いなしですよ。

5、国立新美術館(六本木)

5つ目にご紹介する美術館は、国内最大級の展示スペースをもつ個性的な建築の「国立新美術館」。こちらの美術館は企画展ごとに色を変えるのが魅力的な美術館で、何度訪れてもその時々で楽しむことができます。「国立新美術館」内にはレストランやカフェもあり、作品を見た後に、おしゃれなカフェやレストランで感想を話し合うのも楽しみのひとつです。ぜひ「国立新美術館」で様々なアートとの出会いを楽しんでみてくださいね。

6、東京都写真美術館(恵比寿)

6つ目にご紹介するスポットは、恵比寿にある「東京都写真美術館」です。ここは日本で初めて1995年に、写真や映像の専門の美術館として開館したスポットで、多彩なテーマの企画展が魅力的な美術館です。写真や映像についてあまり知らなかったという方も、この美術館で様々な作品に出会えば、新たな興味が湧いてくるかもしれませんね。またこの美術館「恵比寿ガーデンプレイス」内にあるため、「恵比寿ガーデンプレイス」を訪れたついでに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

7、東京都現代美術館(清澄白河)

7つ目にご紹介するスポットは、清澄白河にある「東京都現代美術館」です。ここは国内外の現代美術を幅広く展示している美術館で、現代美術をより身近に感じられるような企画展などが行われています。この美術館、清澄白河の街の落ち着いた雰囲気が美術館内にも漂っています。他の都心にある美術館に比べ、それほど混雑していないのも魅力的で、ゆったり現代アートを楽しみたい方にはおすすめです。

8、森美術館(六本木)

8つ目にご紹介するのは、六本木ヒルズ森タワーの53階にある「森美術館」。主に現代アートを扱っています。六本木というアクセスの良さもあり、一人でアート鑑賞を楽しむ方やカップル、外国人観光客の方も多くアートを味わっています。また「森美術館」を訪れたついでに「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー」に行くのもおすすめです。鮮やかな光が散りばめられた東京の夜景は、とてもロマンチックで心奪われること間違いなしですよ。また「森美術館」は展覧会の会期以外は閉館しているため、事前に調べてから訪れることをおすすめします。

9、東京都美術館(上野)

9つ目にご紹介する美術館は、芸術の街・上野にある「東京都美術館」。「アートの入口」として全ての人に開かれた「東京都美術館」では、国内外の名美術と出会うことができる、さまざまな展示が行われています。周辺にはアメ横や動物園など魅力的なスポットも数多くあるため、そちらを訪れたついでに立ち寄るのもおすすめです。ぜひ上野で、国内外のアートに出会う素敵な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?

10、Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)

最後にご紹介する美術館は、渋谷というアクセスのよさで人気を集めている「Bunkamura ザ・ミュージアム」です。毎週金・土曜日は21時(入館は20時半)までやっているので、ディナーの前や後にアートを楽しむこともできます。「Bunkamura」には映画館やホールもあるので、”芸術ハシゴ”も可能です。アートをいっぱい味わった後には、レストラン「ドゥ マゴ パリ」で美味しい食事をいただきながらのんびりするのもおすすめですよ。

美術館デートで服装はなにがいい?

大人デートの定番、美術館。「何がマナー違反なの?」「どこまできちんとした服装がいいの?」初めての場合は美術館のコーデで何が正解で何が場違いか分からなくて緊張してしまうところ。でも大丈夫! 美術館は思っている以上に気軽に楽しめる場所なんです! 最低限のマナーを事前に学んで、美術館で恥をかかない大人な振る舞いやコーデで当日を迎えましょう。

美術館の服装『8つのマナー』

まずここでは最低限押さえておきたい8つのマナーをご紹介します。マナーを守って美術館を楽しんでください!

  1. 帽子はNGアイテム
  2. ヒールはNGアイテム
  3. 大きい荷物は避けよう
  4. 話し声は小声で
  5. 写真は許可されているブースのみ
  6. 作品には絶対に触らない
  7. 飲食は控えよう
  8. メモは鉛筆で

帽子はNGアイテム

帽子のつばが作品に触れてしまうと作品を損傷してしまいます。また、周りの人の視界を遮って邪魔をしてしまうため帽子は避けましょう。

ヒールはNGアイテム

美術館はとても静かなのでヒールの音が思ったより響いてしまいます。また、長時間、最低でも1時間は立ちっぱなしなのでヒールだと途中で疲れてしまいます。ヒールは避けてコーディネートしましょう。

大きい荷物は避けよう

大きい荷物は帽子同様、誤って作品を傷つけてしまう可能性があります。大きな美術館には大抵ロッカーが設備されているので、見る前にロッカーに入れて最低限の荷物で行けば疲れることなく楽しめます。ですが美術館によってはロッカーが小さめなところもあるので、あまり大きな荷物はおすすめしません。

話し声は小声で

作品の感想を共有したい場合も、「静かに鑑賞したい」という人に配慮して小声で話すのが大人のマナー。また、行き過ぎた作品への批評や値段などについて話すのは避けましょう。

写真は許可されているブースのみ

近年、写真撮影可能エリアが増えてきた美術館ですが、すべてのブースで撮影可能であるわけではない場合もあります。ブースを移動する度に撮影可能なのかこまめに確認をしましょう。また、分からない場合は警備員さんに聞けば教えてもらえます。

作品には絶対に触らない

基本中の基本のマナーだけど絶対に守って。作品の多くは足元に線があってどこまで近づいていいか示されていますが、線がなくても常識の範囲内の近さで美術品を楽しんでください。軽い接触でも作品を傷つけたり変色させてしまうことも。持ち物が触れてしまう場合もあるので注意しながら鑑賞してください。

飲食は控えよう

ペットボトルの飲み物を飲んだりスナックやチョコレートを食べるのは控えましょう。また、口の中に飴やガムを入れたまま鑑賞するのも作品を傷つけてしまうかもしれないのでマナー違反。どうしても必要な人は受付で相談しましょう。

メモは鉛筆で

メモを取ることは基本的に禁止されていませんが、ほとんどの美術館で使用する筆記用具は制限されています。作品保護の観点からシャープペンシルやボールペンはNGで、鉛筆のみOKなところが多いです。筆記用具を貸し出してくれる美術館もあります。

1、王道の美術館の服装は『ワンピース・セットアップ』

デートの定番アイテム「ワンピース」は美術館デートでも大活躍! またセットアップも一点できちんとした着こなしを実現できる便利アイテム。落ち着いた大人のクラシカルな雰囲気と女らしいシルエットを兼ね備えるワンピースやセットアップは、困ったときにぜひ採用して。

淡色ダマスク柄セットアップ

植物や花のモチーフのダマスク柄のセットアップでリラックス感たっぷりの装いながらも、パフ袖が上品さをキープしてくれる。爽やかなコーデの気分のときは小物を白で揃えると◎。

ブラウンロングワンピース

たっぷりとした長さが可愛いブラウンロングワンピースは、黒をコーデのアクセントにして好バランスに。胸元から黒レースを覗かせたり足元に黒フラットシューズを採用して、少量の黒をスパイスとして投入。ベルトを腰に巻いて美シルエットを実現。

黒シャツワンピース

襟できちんと感が漂うシックな黒ワンピースコーデ。ワンピースが暗い色なら差し色は明るい色を採用したい。ライトグレーならコーデに明るさをプラスしながらも上品さはキープしてくれます。

2、美術館の服装の『パンツコーデ』はシンプルさがカギ

美術館のキレイめコーデでもパンツを履きたいときもあります。ダメージデニムなどカジュアルすぎるパンツコーデは浮いてしまいますが、ベーシックカラーのシンプルなパンツなら美術館コーデにもぴったりです。


ベージュガウン×黒トップス×黒スキニー

見慣れたシンプルな黒スキニーはあえて同色のトップスと合わせて一体化させ、優しい色合いのベージュガウンを主役に引き立てて。ガウンはボタンがアクセントとなって縦ラインを強調させるだけでなく目線を上にもっていってスタイルアップを叶えてくれる。

黒ニット×グレンチェックワイドパンツ

大人女子で定番のワイドパンツは、クラシカルな雰囲気漂うグレンチェックできちんと感を実現。裾が地面すれすれの長さでもだらしなく見えないのは、パンツの美ラインと黒でまとめた配色が鍵。ニットの肩のフリルで女らしさをひとさじ入れて。

白レースブラウス×デニムパンツ

カジュアルなデニムパンツでもインディゴデニムを採用して上品な白レースブラウスを合わせれば即キレイめコーデに変身。むしろデニムパンツにすることできめすぎない大人の余裕漂うスタイリングに昇華。足元のモノクロギンガムチェックが可愛さをさりげなくプラスしてくれる。

3、美術館の服装は『スニーカー』で外しをいれて

スニーカーなら長時間立って鑑賞しても疲れにくいです。全体をキレイめコーデにまとめて、足元だけカジュアルなスニーカーにするのが美術館コーデのポイント。

ブラウンニット×白ロングスカート×黒スニーカー

ボリューミーなニットとロングスカートの組み合わせですが、ウエストが引き締まったデザインの美ラインスカートでコーデに引き締めポイントを実現。黒のスニーカーは白のロングスカートからちらりと見える程度で、スニーカーながらも十分美術館にふさわしい装いに。

グレーニットカーディガン×グレータイトスカート×黒スニーカー

暗めのグレーにクリアな白が映えて清涼感たっぷりのスタイリングに。ニットカーディガンをゆったりと着てボリュームを作って、タイトなラインのボトムスとのメリハリで女らしさ強調。コーデの外しに黒スニーカーを加えたい。

白カーディガン×デニムパンツ×黒スニーカー

デニムパンツ×スニーカーのカジュアルな組み合わせにゴージャス感漂う白のカーディガンをINすることで、グッと上品な装いに格上げ。カーディガンの袖と裾がフリンジデザインなので、中のコーデをシンプルにまとめると好バランスに。

4、夏の美術館の服装は『カーディガン』をさらっと!

外は暑い夏でも美術館は作品保護のため低めの温度設定であるため、やはり羽織りものが手放せない。カーディガンはさらっと羽織れる便利アイテムなので、一枚持っていればコーデがとても楽になります。

白カーディガン×ピンクニット×ベージュスカート

リネン素材のガウンをふんわり羽織ったリラックスコーデ。黒のトップスはクリアな白と合わせるとはっきりとした配色になるが、オフホワイトならうまく黒と馴染みます。バッグやブレスレットでクラス感をプラスすれば、カジュアルすぎない美術館にもぴったりなスタイリングに。

白ロングワンピース×グレーロングカーディガン

すとんとしたシルエットのロングワンピースにロングカーディガンをレイヤードして、とことん縦ラインを強調したコーディネート。無垢なイメージの白にレオパード柄のスカーフを首元にスパイスとして取り入れて。足元はメッシュスリッパサンダルでリラックス感を漂わせて。

5、失敗しない美術館の服装は『キレイめ』を意識!

失敗したくないというときはキレイめコーデでまとめれば間違いありません。ベーシックカラーを中心にコーディネートを考えれば上品さをキープすることができます。

ベージュカーディガン×グリーンレーススカート

ヌーディーなベージュカーディガンをクラス感たっぷりなグリーンレーススカートにINした、大人女子の品格漂うスタイリング。カーディガンより明るいベージュを小物に投入して、ツーカラーながらもコーデにリズムを生み出しつつ、主役のレーススカートの上品さを更に引き出して。

白ニット×ベージュチェックスカート

白×ベージュはやわらかいカラー同士なので初心者さんでも簡単に取り入れやすい組み合わせ。白とベージュでグラデーションにするだけでも十分おしゃれな着こなしですが、スカートにチェック柄を採用するとコーデ全体が引き締まってシャープさが加わります。

ボーダーTシャツ×チュールスカート

それだけだとカジュアルな印象のボーダーTシャツは、ふんわりエアリーなチュールスカートと合わせればグッとレディ感が増します。ネイビーと黒のシンプルなワンツールックに、シルバーのバッグとパンプスを加えることでおしゃれムード全開な着こなしに転換。

美術館デート初心者でも楽しめるコツ

【1】欲しいと思うような絵を探してみる

美術館に行ったら必ず絵を鑑賞することは、興味がなくても避けられないものです。では、その鑑賞の時間をどう楽しむかを紹介しましょう。
普通に絵を見ても面白くないのであれば、自分の家に飾りたくなるような絵や、自分が直感で買いたいと思うような絵を探してみましょう。じっくり絵を見ずとも、そういう絵は見た瞬間にぴんとくるはずです。連休で国内で楽しむには美術館はよいスポットでしょう。

【2】ミュージアムショップに行こう

美術館には必ず、ミュージアムショップというものがあります。そこでは、展示されていた絵画のレプリカや、ポストカードが売られてあります。他にもキーホルダーや、展示品のカタログなどお土産にもなりそうなものの物販をやっています。
欲しいものがないかを探すのも楽しいですし、実際に勝手みるといい記念になり、気分も高まることでしょう。友人と遊びに行ったり、恋人同士でデートで行った際には、二人でお揃いで同じものを買うのもいいですね。国内での旅行先にある美術館のショップでお土産として買い物をするという楽しみ方もできますね。

【3】絵とその時代の背景を知る

展示場では必ず、絵の横や会場ごとの隅っこに、その絵の詳細や評価、描かれた時代の背景の説明などが書かれたものがあります。絵自体に興味がない方は、まずそれらの絵が書かれた時代の様子を思い浮かべてから、絵を見てみるといいです。
その状況に自分がおかれていることを想像しながら絵の世界に入れるので、ぐっと見方が変わること間違いないでしょう。

【4】疲れたら休もう

長い順路を歩き回っていると疲れますよね。長時間もくもくと鑑賞し続けてしんどくなると、美術館自体が面白くなくなってしまいますよね。そうなる前に休憩をしましょう。美術館には必ず休憩できるような椅子やソファがあるので、一度座ってみましょう。座って、美術館の雰囲気を味わったり、一般の建物の中とは違った造りを眺めてみたりしましょう。絵を見る以外の美術館の楽しみ方です。

【5】館内を徘徊しよう

行くは美術館は展示場だけではありません。美術館の楽しみ方は、絵画を見るだけでなく、館内を徘徊することでも楽しめます。展示スペースだけにアート作品が置かれているのではなく、外にも置かれていたりします。
また、美術館の建物の周りは、綺麗に植物を植えていたり、上手くスペースを作っているので、景色を楽しんだり、美術館自体のデザインを楽しむことができます。それらは知識がなくても、綺麗だと感じれるので楽しめるでしょう。国内の美術館でも、建築デザインが素晴らしいものはたくさんありますよ。

【6】ファッションを楽しもう

せっかく普段は行かないところに行くのですから、いつもと違った服装でお出かけしましょう。また、ファッションも、美術館に合った、落ち着いた大人っぽい服装をしてみるのもいいでしょう。
行くまでや、帰るまでもそのお洒落を楽しむというのも、美術館の楽しみ方の一つです。いつもいる国内なのに、異空間を十分に味わいましょう。絵に興味の無い方でも、ファッションなら誰でも楽しめます。
しかし、一つきをつけたい点は、ヒールの高い靴は避けることです。靴の音はできるだけ鳴らないもので鑑賞するのがマナーです。

【7】カフェに行ってみよう

日本国内の美術館の多くは、館内にカフェを作っています。そのカフェではドリンクや、軽食が食べれますから、そこで一息つくのも良いでしょう。
お腹が空いたり、展示場を歩き疲れて休むために入るのもいいですが、美術館の独特な雰囲気の中で食べるというのは、日頃しないことでしょうから、きっと新鮮で、楽しい時間を過ごせるでしょう。

【8】少しでも興味のある特別展に行こう

普通に美術館に行くより、少し楽しみな展示会を見に行く方がワクワクしますよね。また、面白そうだなと思うことで、絵にも少し興味が湧きやすくなります。
なので、美術館を選ぶというよりも、開催されているイベントで、行く先の美術館を選んでみるのが、よい美術館の楽しみ方でもあります。何かしらの興味を持つことが何より大事です。国内でも多くの展示会が開かれていますよ。

【9】音声ガイダンスは不要

国内の美術館ではよく絵の紹介をしてくれる音声ガイダンスを有料で貸出しているところがあります。美術館をより楽しもうと意気込んで借りてしまうこともあるかと思いますが、借りないことをおすすめします。
音声ガイダンスを聞いていると、様々な評価をしてくれると思いますが、せっかくなら自分の思うままに絵を感じて、自分なりの評価をすることが楽しむコツです。

【10】真面目に全部見ない

展示されている絵全てをじっくり見るのは疲れます。なので、順路をさっと歩き、直感で気に入る絵を見つけましょう。気に入った絵を見つけたら、その絵をじっくり細かな部分までゆっくり見ましょう。
つまり全ての絵に時間配分するのではなく、好きな絵に思いっきり時間をかけて鑑賞するという楽しみ方をしましょう。

【11】作者別で絵を見てみよう

気に入った絵を見つけたら、次にその絵の作者が誰なのかを確認しましょう。そして、今度は同じ作者の絵を探しましょう。たいていの展覧会では、複数の作者の絵がまばらに飾られているので、自分の気に入った絵の周りが必ずしも同じ作者ではありません。
なので、順路を何度も戻ってもよいので、探してみましょう。作者で見ることで、自分がどんな感じの絵が好みなのかもわかりますし、同じ作者で見ても時期が異なれば、その人が描く絵の雰囲気などもかなり異なることもあり、その変化を見てみるのも面白いです。

【12】ギャラリートークイベントに参加しよう

もくもくと絵と向き合うだけは退屈だと感じる方もいると思います。そんな方におすすめの美術館の楽しみ方は、「ギャラリートーク」というものです。展示期間中に1回~数回開催され、基本的に入館料以外は無料で参加できる、作者や関係者によるトークイベントです。
制作の裏話などが聞けたりします。席数に制限もあるので事前に調べていくのが良いでしょう。連休などで、国内でイベントに行きたい方におすすめです。

【13】体験アートを探そう

子供と美術館を楽しみたいのなら、子供も大人も楽しめる体験アートを探すことです。体験アートであれば、絵を退屈してしまいそうな子供も十分に楽しめるでしょう。また美術館が初めての方にもおすすめです。
初めて行った思い出が、できるだけ楽しかったという印象をもてるようなものにした方が、今後また他の展覧会にも行ってみたいという気持ちがわきますよね。国内で家族で楽しめますよ。

【14】この絵なら知ってる!有名な絵を見に行こう

絵に詳しくない方でも、必ず有名な絵の1枚くらいはあるでしょう。全く知らない絵を見るのもいいですが、やはり知っている絵を実際見に行くほうが、行くまでの気持ちも高ぶりますよね。
そして、今まで学校の教科書に載っているような有名な絵を実際国内で肉眼で見て、その迫力を体感しましょう。きっといい思い出になりますし、周りに自慢できることでしょう。

【15】堅苦しい絵画展を選ばない

美術館のイメージに堅苦しいというイメージがあるかもしれませんが、そうでない展覧会や、美術館もあるので、自分の興味のある場所を選んで行ってみましょう。国内では例えば東京の三鷹にはジブリ美術館があります。
他にも有名なアニメや、その作者の美術館はたくさんあるので、馴染みのある絵の美術館や展覧会なら退屈しませんよね。

【16】その美術館ならではのものを見に行く

絵を見にいくことが美術館の楽しみ方ではありません。また、美術館は絵しかないと思っていませんか?実は館内に庭園があるところなどもあるのです。
またその美術館の特色となるものがあったり、絵を鑑賞するのはちょっと…と感じている方でも、その特色物に興味があれば美術館を楽しめます。国内には様々な特徴の美術館があるので、調べて行ってみましょう。

気に入った絵や画家について検索しよう

鑑賞が終わった後の楽しみ方ですが、気に入った絵やその絵の作者、またはその展覧会の主に取り上げられた画家について、もっと詳しく調べてみましょう。行く前に調べて行く方もいるかもしれませんが、興味のないものの知識はつきにくいものです。
実際に見に行って、自分の記憶に残った絵や、作者のことであれば、後で調べた情報とも記憶と結びやすいですから、知識として身につくことでしょう。また次に行きたい国内の美術館を探すのもいいですね。

まとめ

いかがでしたか?美術館デートは少し敷居が高いかと思っているかもしれませんが、新しいデートは彼の新たな一面を発見できるデートかもしれません。また、ちょっと背伸びをした大人デートを体験してみるのもいいですね。