カップルで合鍵…どのくらい経ったら渡す?
もっとも多いのは1年経ってから
カップルで合鍵を渡すのにどのくらいの期間がいいと思うのか、あるアンケートによると約40%の男性が1年以上と答えました。結婚を意識しているカップルの場合、1年間の交際は、お互いをよく知るために必要な期間として適切と考えられています。ケジメとして結婚を決めるカップルもいれば、信頼の証しとして合鍵を渡すカップルもいるのでしょう。
同棲の話題が出たとき
合鍵を渡すということは、相手を信用しなければできない行動です。お互いのことを信頼できるようになり同棲の話題が出たら、その前に合鍵を渡して、同棲のお試し期間として生活してみるのもいいかもしれません。実際に同棲してしまうと、破局したときに、どちらかが家を失います。そういったトラブルを避けるためにも、まず合鍵を渡すのはいいことだといえるでしょう。
婚約したあと記念に
婚約したカップルは、指輪と一緒に合鍵を渡す場合があるようです。これから一緒に暮らすという期待が高まりすぎると、実際に暮らしはじめたときに気持ちのズレが生じやすいので、まずはお互いの部屋に自由に行き来できる状況を体験するといいでしょう。相手の生活習慣や好みが分かれば、実際に結婚したときに新婚生活がスムーズになるでしょう。
結婚を意識したとき
信頼しあうカップルは、結婚を意識したときに合鍵を渡すようです。デリケートな問題ですが、結婚をしたい相手なら、家に勝手に入ってくれてもいいと思えるはずです。また合鍵を渡されたほうも、信頼されたことでさらに絆が深まって、より意識が結婚に向いていく効果があるようです。合鍵は便利さの面だけでなく、精神的な繋がりのシンボルになるのかもしれません。
カップルになってから合鍵を渡すきっかけ
鍵の貸し借りが面倒になった
カップルが合鍵を渡すきっかけとしてもっとも多いのは、お互いの家に行くときに、いちいち鍵を貸し借りするのが面倒くさいという理由です。勝手に入ってもらっていいと思える相手なら、合鍵を渡しても問題はないでしょう。同じ職場ならまだしも、別々の仕事をしているとなかなか鍵の受け渡しがスムーズにいかない場合もあるので、合鍵を渡しておけば問題解決です。
お泊まりデートが増えた
休日のお泊まりデートが当たり前になったカップルは、合鍵を渡したほうが便利になるでしょう。何回かお泊まりデートが続いたら、メッセージカードに合鍵を添えて渡すと、恋人を喜ばせることができます。二人きりのときに「はい、合鍵!」とさりげなく渡すのも一般的とされており、身内として認めてもらえた気がして喜ぶ人もいるようです。
先に部屋に入っていてほしい
合鍵を渡すきっかけとして多いのは、仕事や用事で遅くなってしまう場合に「先に行って部屋に入ってていいよ!」という状況になることでしょう。本当の鍵やスペアキーを渡すと返さなければいけないと思わせてしまうので、事前にカラフルな合鍵を作っておくといいかもしれません。部屋に入るために自分だけの合鍵が使えるようになれば、恋人は深い愛情を感じるはずです。
家事を頼みたいと思って
カップルが合鍵を渡すきっかけは、とくに男性の場合は、彼女に家事をしてほしいと思ったときかもしれません。仕事から帰って夕食の準備をするが面倒になり外食ばかりしていると、栄養が偏ってしまう場合もあるでしょう。恋人の健康を気遣ってくれたり、掃除をしてくれる人がいれば、合鍵を渡したくなる気持ちになっても不思議ではありません。
カップルで合鍵を持つメリットとは
二人暮らしを満喫できる
カップルで合鍵を持つと、二人暮らしをしているような感覚を実際に体験できるでしょう。しかもお互いの家がある状態なので、失敗できないというストレスや緊張感も少なく、神経が過敏になって喧嘩が増える危険性も抑えられます。リラックスした状態で相手に優しい対応ができれば、将来的に結婚したとしても、末長くいい関係を続けることができるでしょう。
結婚が具体的になる
カップルで合鍵を持つメリットは、お互いに結婚生活をしたらどうなるのか、二人で過ごす時間を実際に体感できることにあるようです。お泊まりデートでは断片的な相手の生活しかわかりませんが、合鍵でいつでも行き来ができるようになると、普段の本当の姿をみることができます。曖昧だった結婚へのイメージが具体的になり、心の準備ができるようになるでしょう。
精神的に安心できる
カップルで合鍵を持つと、心の繋がりを感じて不安が消えることがあるようです。精神的に安定すると、猜疑心がなくなって喧嘩をする回数も減り、恋人として仲良くできる時間が増えます。恋愛関係は不安定なものなので、できるだけ確かなものにすがりたいという気持ちはあるでしょう。合鍵をもらうことができれば、信頼の証として重要なアイテムになるはずです。
鍵のやりとりが不要になる
カップルで合鍵を持つメリットは、鍵のやりとりがいらなくなることです。使い終わった鍵を郵便受けに入れたり、鍵の受け渡しのために待ち合わせをするのはとても面倒なので、合鍵を渡せば余計な手間が省けるでしょう。また鍵を渡すことで、相手が信頼に応えたいと思ってくれるので、普段よりしっかりした愛情を伝えてくれるようになるはずです。
カップルが合鍵を渡すときの心理
恋人を信頼している
カップルが合鍵を交換する場合、そのほとんどが相手を信用できると判断した結果でしょう。この人なら家に勝手に入ってくれてもいい、何をみられてもいい、勝手に物を動かしてもいいという強い信頼があるのです。そこまでの信頼感で結ばれるようになれば、結婚まであと少しの状態だと考えられるので、できるだけ良きパートナーとして行動するといいでしょう。
本気度をアピールしたい
カップルが合鍵を渡すときの本音としては、自分の本気を伝えたいという意味があるようです。そういった理由の危ないところは、付き合ってすぐ合鍵を渡してきたり、告白と同時に合鍵を渡してきたりするので信用できない場合があることです。ある程度の期間しっかり付き合ってから、信頼を積み重ねた上で合鍵を渡すようにすれば、アピールしたい気持ちは伝わるはずです。
1人では寂しいから
カップルが合鍵を渡す場合、やはり心のどこかに「サプライズとして家で待っていてくれたらいいな…」という期待はあるはずです。約束していなくても自分の部屋に恋人が来てくれるというのは、自分が必要とされていると実感できるので、とても嬉しい驚きになります。楽しくてあたたかいくつろぎの時間を過ごすことができれば、日頃の疲れも吹き飛んでしまうでしょう。
デート代を節約したいから
カップルが合鍵を渡す心理で意外と多いのが、デート代の節約がしたいというものです。家飲みやおうちデートが一般的になり、さまざまな工夫で楽しい時間が過ごせるようになったので、恋人が家に来てくれるなら合鍵を渡したいと考える人は増えたようです。部屋のインテリアにこだわっている人も多く、お洒落なカフェのような、くつろぎの空間が楽しめることもあるようです。
まとめ
カップルで合鍵を渡すきっかけは、やはり相手を信頼し、結婚を意識したときが多いと考えられます。とくに女性は、安易な考えで合鍵を渡してしまうと、警戒心がゆるいと思われて詐欺被害などに合う可能性があるので注意が必要です。合鍵を渡すなら、相手をよく見極めて慎重に判断しましょう。信頼できる関係性を築き、結婚して本当の合鍵が持てるようになるといいですね。