カップルを盛り上げるサプライズ計画の立て方

カップルだからこそサプライズプランが必要

付き合い初めの頃は毎日楽しかったのに、最近は何もしてくれなくなった…そんなカップルはサプライズをしてみましょう。相手が喜ばないからとサプライズを止めてしまうと、あとはお互いにサプライズを完全封印して関係が冷えていくばかりです。危機感を持ったなら行動あるのみ、サプライズで2人の気持ちを盛り上げましょう。

安定の先にあるのは倦怠期

片思いから両思いになり、やがてカップルになるまで、2人の間にはさまざまなサプライズがあったことでしょう。やっと2人でリラックスできる関係になったと思ったら、安寧のときは長くは続かずあっという間に倦怠期がやってきます。少しずつ気を抜いたり感謝の心を失って増長すると、文句を言わないまでもお互いにイライラし始めてしまうのでしょう。

しまいにはお互いの生活音がすべて憎たらしくなってくるといわれていますので、深みにハマる前にマンネリ化からの脱却をしなくてはいけません。

ドキドキがなくなると危険?

付き合う前は目が合うだけでもドキドキしていたはずなのに、付き合ってお互いに慣れてくると、もう相手にドキドキしなくなってしまいますよね。ドキドキが失われると緊張感がなくなり、うっかり失言やダメな姿を見せてしまったりして、お互いに夢が覚めていくようです。本当の姿を知っても変わらず愛してほしいものですが、恋人は素敵であってほしいというのもわかります。

とはいえ寝起きを共にするようになると、どうしても隠しきれない生活感は出てしまうものです。お互い様の精神で譲りあえる関係を築ければいいのですが、相手が許してくれるからといって自由にしすぎると急に愛想を尽かされることもあるので注意しましょう。

サプライズで日常に刺激をプラス

サプライズは大掛かりにすると逆に迷惑になるなど嫌われがちなイメージですが、急に小さなブーケをプレゼントしたり、お弁当にメッセージを入れたりする日常的なサプライズはいい刺激となります。朝起きたときから夜寝るまで、日常のあちこちにサプライズのチャンスはありますので、相手が喜ぶサプライズをしてみるといいでしょう。

ただし、ドッキリとサプライズは違いますので履き違えないようにしてください。ドッキリは驚いた姿を見て仕掛けた側が喜ぶものであり、仕掛けられた側は怒る場合があります。サプライズは相手を喜ばせるために内緒でいいものを用意することであり、驚かせることが主な目的ではありません。

お互いへの理解が深まる

サプライズを計画すると、相手の好みや現在の状況などを細かくリサーチすることになるので、知っているつもりで知らなかった新しい発見が必ずあるものです。お互いにサプライズをしあえば毎回お互いのことを新しく知るきっかけになりますので、相手をより深く理解することができ、愛情や親近感がさらにアップするでしょう。

カップルだからなんでも言いあえるというわけではありません。積極的に知る機会を作らなければ、相手の事情を知らないままに少しずつ誤解を重ねて気持ちがズレてしまうでしょう。そういった些細なボタンの掛け違いを定期的に直す役目がサプライズにはあるのです。

カップルのサプライズにおすすめの演出とは

プレゼントや花束を贈る

誰も傷付けず怒らせないサプライズといえば、予告なしにプレゼントを送ることです。お菓子や小物など手軽なものを急に出せば、相手を喜ばせていい関係が築けるでしょう。相手が好きなものであれば完璧ですが、そうでなくても少し特別なものを贈れば喜んでもらえるはずです。花束を贈る場合は持ち運びや処理が簡単なミニブーケを選ぶといいでしょう。

とっておきの夜景を見に行く

デート中のサプライズなら一緒に夜景を見るといいかもしれません。2人で同じ体験を共有し感想を言いあうことで、お互いの絆が深まります。できれば有名な夜景スポットではなく、偶然みつけた意外な穴場の夜景がいいでしょう。そこで自分が何を思ったのか、2人の関係をどうしていきたいかなどのエピソードを語ると、サプライズとして相手に響きやすくなるはずです。

手料理でご馳走を作る

同棲カップルのサプライズなら、手料理のご馳走で出迎えるのがおすすめです。相手が好きなメニューを作れば、確実に喜ばせることができるでしょう。美味しいものを食べると幸せな気持ちになるため、機嫌よく楽しい時間を過ごせます。作っているときの苦労話などをして頑張ったアピールをすれば、サラッと普通に食べられることなく労をねぎらってもらえるでしょう。

記念日を祝う

サプライズの基本は記念日を祝うことです。記念日を忘れたふりして急に祝ったり、質素なお祝いをすると見せかけて豪華なプランを組んでおいたりすると相手を喜ばせることができるでしょう。ただし記念日を忘れるふりは、場合によっては本当に忘れて取りつくろっているだけだと疑われる可能性があるので、プレゼントは用意するのに時間がかかるものを選ぶといいでしょう。

マンネリカップルがサプライズを成功させるには

相手をイライラさせない

サプライズの演出に凝りすぎると、騙したり焦らしたりする時間が長すぎて相手が怒り出す場合があるようです。目的は喜ばせることであって、決してイラつかせることではないということを肝に命じておきましょう。はじめに相手をガッカリさせてからサプライズするパターンは、結果にバラつきがあるので注意が必要です。

とくにマンネリ状態になってしまうと、仲が良かった頃なら笑って許せることでも怒りの原因になりやすいので、慎重に行動した方が身のためです。できるだけ下げないで、いつもの状態から軽く上げるようなサプライズを目指しましょう。

自分本位にならない

サプライズを計画するのは楽しいものですが、自分が満足したいばかりにやり過ぎてしまうと、トラブルの原因になるので注意が必要です。たとえば気持ちの大きさを表現しようとして大きすぎる花束を贈ったりすると、相手が持ち運びや飾る場所に困る場合があります。贈った後のことまでしっかり考えて適度なサプライズをするよう心がけてください。

また結婚前提のカップルや夫婦間のサプライズは、お金をかけ過ぎると家計に響くため相手の機嫌が悪くなる可能性があります。手作り感で心を込めるなど工夫して、お金をかけ過ぎないサプライズを意識しましょう。

喜ばせたいことを言葉で伝える

うまくサプライズが成功しても、何のサプライズか伝わらないと趣旨がブレてしまい、相手がどう反応していかわからなくなるかもしれません。誰のための何のサプライズなのかをわかりやすく言葉で伝え、相手を戸惑わせない気配りが大切です。とくにマンネリカップルは相手を理解しようという気持ちが薄くなっているため、訳がわからないとイラつかせる危険性があります。

もし相手があまり喜んでいない雰囲気なら、早めに「◯◯だからサプライズしたんだけど、どうかな?」と感想を求めつつ説明をし、相手の意識をサプライズ評価の方に向けましょう。

後片付けをキチンとやり切る

サプライズはやりっぱなしではいけません。手料理や紙吹雪などで部屋を散らかした場合は、しっかり最後まで綺麗に後片付けをしましょう。後片付けができていないと結果的に相手の仕事になるため、喜ばせるどころか怒らせる結果になる場合があります。また最後が中途半端で終わってしまうとサプライズのイメージが悪くなり、次回から拒否されてしまうので注意しましょう。

サプライズでお互いを喜ばせたいカップルは冷めにくい

相手の立場になって考えよう

サプライズは相手の笑顔のために仕掛けるものです。少しだけビックリさせて喜ばせるのが目的ですので、相手がどんなことを嬉しいと感じるか、何を欲しているかなど、相手の立場から考えるようにしましょう。相手のためと言いつつ、実は自分がやりたいだけというのは、カップルならお見通しなので逆にシラけてしまいます。

お互いを思いやる気持ちが大切

サプライズは関係改善のために慌ててするものではありません。日頃からお互いのことを考えているカップルは、相手が好きそうなものを見つけて何でもない日にサプライズをして楽しんでいる人が多く、日々の感動が刺激となっていい関係が続いていると考えられています。また会えない時間に相手のことを考えていると、親近感が強まってカップルの絆が固くなるといわれています。

楽しい思い出を作ろう

サプライズは楽しむためのイベントです。綺麗な景色をみたり美味しいものを食べたり、恋人の感謝の手紙を読み聞かされたりすれば、一生の思い出になるでしょう。好きな人が自分のために何かをしてくれたという、楽しい思い出を作ってくれるのがサプライズなのです。大袈裟なことはしなくてもいいので、心からのサプライズを楽しみましょう。

形に残るサプライズを

記念日やパーティーなどのサプライズイベントは、あとから思い出すことでさらに心を動かす効果があります。写真やプレゼントで感動を形に残すようにすると、時間が経ってからカップルの危機を救うきっかけになるかもしれません。いい思い出の数が多ければ、嫌なことがあっても冷静に思いとどまることができるでしょう。

まとめ

しっかり考えられたサプライズには、カップルにとってさまざまなプラスの効果があります。まずは相手の喜ぶ顔を想像して、自分ができるサプライズを考えてみましょう。素敵なサプライズを続ければ、恋人とのいい関係が長続きするでしょう。サプライズを滅多にしないカップルは、気合を入れ過ぎて喧嘩の発端にならないように注意してくださいね。

 

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