男性が苦手な女性の匂い ①香水
男性は化粧の匂いが苦手
男性が苦手な匂いとしては、香水が有名です。お洒落な男性は自分でも香水を付けたりするようですが、一般的な男性は香水を付けないことが多いので、違和感を持つのかもしれません。また、化粧品に馴染みがないため、人工的な香りだと感じるのでしょう。根本的に花の香りが苦手な男性も多いので、高級な自然の花のエキスからできた香水にも拒否感を示す男性はいるようです。
香水問題はコメディにもなるほど
香水には男性が苦手な匂いという共通認識があり、それを元にしたコメディとしては、ローワン・アトキンソンが演じる『ミスタービーン』のクリスマスディナーショッピングの回が有名です。匂いに追い込まれて徐々に息も絶えだえになり、ついには倒れ込んでしまうミスタービーンの姿に共感して笑ってしまう人が多いのは、みんなが香水に苦手感を持っているからでしょう。
強すぎる香りは食事のマナー違反になる
一般的に食事の席では、強すぎる香水の香りは食べ物の匂いをかき消してしまいますので、マナー違反とされています。男性が苦手な香水の匂いですが、病人やお年寄りにも苦手と感じる人は多いので、病院のお見舞いなどにも香水はタブーとされています。人によっては、香水の香りで食欲を減退させてダイエットをする場合もあるので、レストランにいく場合は香水を控えましょう。
記憶の中の苦手感
歴史的には西洋の貴族たちが香水を使って体臭を消していたという経緯があり、日本の男性にとっては必要性を感じないのかもしれません。それどころか、学校の参観日などでストレスを感じながら香水の匂いを感じたりと、あまりいい思い出がない人のほうが多いと考えられます。小さい頃から香水に慣れ親しんでいないため、苦手と感じるようになってしまうのでしょう。
男性が苦手な女性の匂い ②柔軟剤
自分が好きでも他人には苦手な香り
柔軟剤にはさまざまな種類があり、最近では1日中香るタイプの物もあるようです。洗濯物を柔らかく仕上げたり、大切な衣類を長持ちさせるために必要な柔軟剤ですが、男性に限らず匂いが苦手と感じる人は多くなっています。自分にとってお気に入りの匂いだとしても、ほかの人には苦手な匂いになってしまう可能性がありますので、周囲に十分配慮するようにしましょう。
無香料のものを選ぼう
男性が苦手なのが匂いだけというなら、無香料の柔軟剤を選ぶようにすれば問題はありません。ただし、中には化学物質過敏症になっている人もいるため、そういった場合は専門の病院で受診することを勧めましょう。匂いがなくなって落ち着く場合は、単純に好き嫌いの問題となりますので、しばらく様子をみておくといいかもしれません。
柔軟剤の入れすぎには注意
柔軟剤は衣類に香りを付けるのではなく、本来は繊維を柔らかくして、布をふんわりさせるために使用するものです。男性が苦手な匂いを付けすぎないように、記載されている適量を守ってください。また、柔軟剤をたくさん入れたから効果が高まるわけではありません。むしろ、衣服がベタついたり、あまり良くないことが起こってしまう可能性があるので注意が必要です。
洗剤の匂いとぶつからないようにしよう
柔軟剤と洗剤の香りが混ざってしまうと、いろいろな匂いがして、男性をさらに苦しめることになるでしょう。どちらも無香料のものを選ぶか、同じ系統の香りでまとめるようにして、あまり匂いが混ざらない工夫をするといいかもしれません。そもそも、洗剤本来の匂いはなかなか消せませんので、どうしても気になる場合はすすぎを多めにしてしっかり匂いを落としましょう。
男性が苦手な女性の匂い ③制汗剤
好きな人もいれば嫌いな人もいる
男性が苦手な匂いとして、意外なものが制汗剤です。ただし、エチケットとして使用することが多いため、制汗剤そのものを止める必要はありません。また、制汗剤の香りが嫌いではないという男性もいますので、個人の好みだと考えたほうがいいでしょう。汗の悩みは人それぞれなので、自分の発汗量に合った汗対策を見つけておくといいですよ。
無香料のものを選んで使用しよう
制汗剤にも無香料のものはあります。男性が苦手だというときは、あまり強い匂いがしないものを選んでみましょう。数種類の制汗剤を使い分け、外出時に家でロールオンタイプを使用し、出先ではスプレータイプを持ち歩くのがオススメです。制汗剤を付け直すときは、必ずウエットティッシュなどで雑菌を処理してから、清潔な肌に付けるようにしてくださいね。
汗と混ざると苦手な匂いになるかも
男性が苦手な匂いは、制汗剤の香りというよりも、汗と混ざった匂いであるという意見もあるようです。しかし、本来の汗は無臭だといわれています。汗によって湿った皮膚や衣服についている雑菌が繁殖して匂いを発するため、汗をかいたと気付いたら、早めに拭き取ったり着替えをするように心がけましょう。とくに脇汗はパッドなどで吸い取り、放置しないようにしてくださいね。
適度に清潔にすることが大切
男性が苦手な匂いとされる制汗剤ですが、香水がわりに使うのではなく、きちんと汗が出やすい場所にだけ使ってください。また、汗をかきたくないからといって広範囲に使ってしまうと、体の調節機能が失われて熱中症になる危険性があります。出かける際は、付け直すための準備をして、タイミングを逃さずにお手洗いの個室などを利用してケアするといいでしょう。
男性が苦手な女性の匂い ④タバコ
禁煙している人は敏感
男性が苦手な匂いには、やはりタバコもあげられています。最近はタバコを吸う人自体が減っていますので、男性にもタバコをまったく吸わないという人が多くなっているようです。吸わない人からすれば、ほんの少しのタバコの匂いでもクサいと感じることがあり、隠してもすぐにバレてしまいます。とくに清楚な女性からタバコの匂いがすると、男性はショックを受けるようです。
口臭がキツくなる
イチャついているときやキスをするときなどに、男性が苦手なタバコの匂いがすると、ムードが壊れてしまいます。喫煙すると、タバコのヤニが歯についたり、肺に匂いが溜まったりするので気をつけましょう。男性と会う前に時間を置くといった配慮や、歯磨きやマウスウォッシュなどの口腔ケアをしっかりして、口臭が感じられなくなるような工夫をしておいてくださいね。
コーヒーと一緒に喫煙しないこと
あるアンケートでは、約3割の人が「タバコとコーヒーの口臭」に不快感を感じると答えました。休憩時間にタバコとコーヒーを嗜む人は、タバコのニコチンとコーヒーのカフェインの働きで唾液が減ってしまいます。そうすると口の中が乾いて雑菌が増えやすくなり、口臭が悪化するので注意が必要です。水分を多めにとって、口の中が乾燥しないように意識するといいでしょう。
自分が思う以上に匂いは染み付いている
男性が苦手な匂いは、タバコの口臭だけではありません。髪の毛や衣服などにもタバコの匂いは付きますので、しっかり対策を取ってくださいね。ただ、匂いを消すために香水を付けてしまうと、またさらに男性に嫌われる可能性があるので注意してください。できれば禁煙するのがベストですが、どうしても我慢できない場合は、匂いがこもらないように工夫しましょう。
男性が苦手な女性の匂い ⑤体臭
毎日のお風呂でしっかり洗おう
男性が苦手な匂いとして、女性の体臭が指摘されることがあります。これは毎日入浴することで、ある程度は押さえられるものですから、耳の裏や脇の下、足などをしっかり洗ってケアするといいでしょう。お肌が敏感で体をゴシゴシ洗わない女性も多いので、皮脂や角質が落ちきっていない場合は体臭の原因になってしまう可能性があります。
皮脂が酸化すると匂いが出る
基本的に体臭は、汗や皮脂が酸化することで生まれるといわれています。そのため、しっかり汚れを落とせばある程度は対処できますが、外出時に汗をかいたり皮脂がにじむと嫌な匂いの元になります。気になる部位の汚れは早めに拭き取って、そのまま放置しないようにしましょう。また、空気を閉じ込めるようなデザインの服は避け、汗をかきすぎない工夫をしてみましょう。
疲れやストレスで汗の成分が変わる
男性が苦手な匂いとして、女性の頭の匂いがあげられています。とくに背の高い男性は、小さい女性の頭頂部の匂いを嗅いでしまいやすいので、しっかりケアをしたほうがいいでしょう。仕事で疲労やストレスが溜まっていると、汗そのものが特殊な匂いを発してしまうことがあります。抗酸化作用の高いビタミンCなどをたっぷり摂って、しっかり体を休めるようにしてくださいね。
匂いが強いときは病院へ
男性が苦手な匂いには、ワキガのようなケアの難しいものもあるようです。症状が軽い場合は、デオドラント製品を利用することで対応できますが、どうしても匂いが押さえられない場合は専門の病院に相談してください。本人も悩みは深いかもしれませんが、周囲も同じように悩んでいます。とくに職場では、集中力が低下するなどの問題になりやすいので注意しましょう。