デートで割り勘はどう思いますか?お付き合いをしているにしてもしていないにしても、男女間で食事デートに行くということになった時、ふと気になってしまうのが「お会計はどうしよう、割り勘?どちらかが出すの?」ということではないでしょうか。
食事デートに応じた女性の心理としては、男性の価値観もまだわからない場合「いつ払うべきか」とドキドキするものです。そして、相手の価値観がわからないからこそ、無理に割り勘にしようとすると不快感を与えるのではないか、それとも割り勘派だったと見積もっていつ払うのか聞くべきか、かなり悩んでしまうものですよね。
今回は、デートでの割り勘はありなのかなしなのか「男女別の意見」や「付き合う前、カップルになった後で割り勘をする男性心理」についてご紹介します。
デート 割り勘あり派の意見は?
【男性】
デートでの割り勘をありだと答える男性心理は「男性だけがデート代を負担するなんて、当たり前に思わないでほしい」という意見が多い傾向にありました。
デートというものは、男女の意思の合意の元に成り立つものです。それなのにも関わらず、なぜ当たり前のように男性ばかりがデート代を負担をすることを求められるんだと、あり派の男性は「当たり前になりつつあった男女の割り勘事情」について大きな憤りと疑問を感じているのです。お互いに楽しんだのだから、お互いが平等に負担する割り勘が良いという男性が増えてきているのです。
【女性】
デートでの割り勘を「あり」だと答える女性の意見には「女性だからと男性に奢ってもらうなんて、意味がわからない」というものです。このタイプの女性は「男性と同等の立場でいたい」男女平等派の女性が多いという特徴があります。女性だって社会に出てしっかりと働いて収入を得ているのでから、何も男性に奢ってもらう必要はない。女性だからと下に見下されているようで不快だという意見も少なくありません。また、デートでの割り勘について「あり」だと答える女性の中には「奢られたら、その後のデートで男性を拒否できなくなりそうで嫌」という意見もありました。
デート 割り勘なし派の意見は?
【男性】
デートでの割り勘を「なし派」だと言う男性の意見には「男性が全額負担する方がスマートだし、女性からの印象も良いものになる」ということです。デートの割り勘をなし派だと言う男性は、会社の中でも役職に就いていたり部下を大勢抱えているような「世話好き」な男性が多い傾向にあります。「男性」という自分の立場にもある程度のプライドもありますし、何より女性に「男性と同じ負担量を背負わせるなんてスマートではない」という兄貴肌な感覚が大きく働いていると言えるでしょう。
【女性】
デートでの割り勘を「なし」だと答えるなし派の女性の意見には「男性にはデートの時にかっこよくいてほしい」という願いを込めているものが多く目立ちました。デートでのお会計の時に、スマートにお支払いを終えてくれる男性は「大人だな」とかっこよさを感じますよね。そして、相手が自分よりも年上の男性だった場合に「年上なら尚更かっこよくスマートでいてほしい」と思っているようです。デートでは割り勘ではなくスマートにお会計をすることができたら、きっとこのタイプの女性をドキドキさせることができるでしょう。
デート 割り勘と言われた時の女性の本音は?
〇付き合う前編
「いつ払うべきか」と心理的にドキドキしていたのでホッとした
付き合う前のデートは、お互いに気を使い合って手探り状態で相手の反応を見ています。ですから、食事などを済ませた後に「いつ払うべきだろう」「いつ財布を出すべきなのか」と、女性としても変に緊張したり相手の反応を見てしまうのですよね。そして、デート中のこのような状況の時に男性から「ここは割り勘ね」と言われると、いつ払うべきかとドキドキしていた女性としては、ホッと安心するのです。このような時は、食事デートのお会計の際に「いくらですか?」と、女性側から聞くこともおすすめです。
割り勘についての過去エピソードを並べる男性とは次はない
付き合う前のデートで割り勘を提案された時の女性の本音は、そこまでデートの割り勘に否定的なものはありません。ですが、食事中に男性があまりにも「過去の自分の割り勘エピソード」をベラベラと話す男性には「次はないな」と、心のシャッターを下ろしてしまうようです。「過去の自分の割り勘エピソード」とは、男性が今までの元カノや女性とのデートで「いかに割り勘を重視してきたか」というような内容のエピソードを並べ立てる行為です。
あまりにも割り勘エピソードを熱く語られると、女性もウンザリしてしまいますし、何より割り勘エピソードを捲し立てる男性に「ケチ」という印象を抱いてしまいますよね。こうなると「この男性と次にお会いすることはないだろう」と思ってしまうのです。
〇カップル編
男女平等であるべきなのでどちらかが奢るということはしない
カップルがデートで割り勘をする時、女性の本音の部分には「男女平等であるべきなので、どちらかが奢るとか奢られたりということはしない」という気持ちがあります。
これは、精神的にも自立した大人の考えの女性に多い本音なのですが、このようなタイプは一度「しない」と決めると絶対に「しない」を貫き通すので「彼女は割り勘以外のことはしない」と認識しておいた方が良いでしょう。もしも彼女が「しない」と決めた割り勘以外のお会計をしようとすると、彼女を不快に思わせてしまう危険性があるので注意が必要です。
自分達の経済状況を考えると妥当な判断
カップルがデートで割り勘をする時の女性の本音には「自分たちの経済状況を考えると妥当な判断である」ということです。お互いに収入的に贅沢をできる環境や状況ではないと理解し合うことで、お互いの経済事情をフォローし合うことができます。二人とも同じような収入にも関わらず、デートの際の経済的負担量の比重がどちらかに傾いてしまうと、カップルの関係自体が崩壊してしまう可能性があります。カップルとしてお互いの経済事情やお互いの状況をしっかりと話し合うことこそが、長く良好な関係でいられる秘訣なのです。
デート 割り勘にする男性の本音は?
〇付き合う前編
相手に対して好意がない
男性は相手に対して好意がない場合、食事代を割り勘にすることがあります。「恋愛関係に発展しなそうだし、奢る必要ないか」と考えるのです。
一般的に男性は見栄を張りたがる傾向があるため、少しでも女性に対して好意があるなら奢ろうとするでしょう。デートをしていて会話が盛り上がらなかったり、男性がつまらなそうにしていたりしたら脈なしかもしれません。
女性と対等な関係でいたい
女性と上下関係を作りたくない男性は、初デートの会計を割り勘にする傾向があります。男性が奢ってしまうと女性は下の立場になるため、対等ではなくなると考えているのです。また、最初からデート代をすべて支払ってしまうと、「今後も奢らないといけなくなる」と感じる男性は少なくありません。女性と対等に付き合いたいと思う男性は、最初から割り勘を希望する可能性が高いので、覚えておきましょう。
奢りたいけどお金がない
初デートで割り勘にする男性の中には、意外にも「奢りたい」と思っているパターンがあります。貯蓄がなくお金に余裕がない人は、カッコつけたくても奢ることができないのです。。一般的に男性はプライドが高いため、貯金がなくても金欠アピールをしてくることはほとんどないでしょう。男性の職業や仕事内容などを聞いて、収入が高くなさそうだと感じたら、お金がなくて割り勘にしているのかもしれません。
相手の本性を見極めたい
女性がどんな人なのか、本性を見極めるために割り勘にする男性もいます。「自分とデートするのはお金目的ではないのか」「ご飯目的ではないのか」と試しているのです。とくに結婚相手探しをしている男性は、女性の本性を見極めようとする傾向があります。幸せな結婚生活を送るために、食事代をあえて割り勘にして女性の反応を見る、というわけです。ここで不快な対応をとられた場合は、恋愛対象や結婚対象から外し、2回目のデートに誘うことはありません。
割り勘が普通と思っている
初デートで奢らない男性は、「割り勘が普通」と思っているケースもあります。「割り勘が当たり前」と考えている男性は、過去のデートでも奢ることはなかったでしょう。今までのデート代について聞いてみると、意外と簡単に相手の本音を見極めることができるかもしれません。とくに相手が年下男性の場合は、割り勘が当然と思っている可能性が高くなります。自分が年上なら、「奢られないのが当たり前」と考えた方がいいかもしれませんね。
脈なしの女性に奢るなんて罰ゲーム
付き合う前のデートで割り勘を希望する男性の本音には、「脈なしの女性に奢るなんて罰ゲームもいいとこだ」という感覚が強く働いている傾向にあると言えます。もちろん、全ての「デートで割り勘派」の男性がこのような考えをしている訳ではありません。ですが、男性は女性よりも「無意味なことに投資はしたくない」という感覚が強いのです。ですから、今後この女性と付き合う見込みはないと判断してしまった時「脈なしの女性に奢るなんて罰ゲームのようだ」と感じてしまうのです。
割り勘の本当の理由は「女性の価値観と人間性の確認」
デートで割り勘をする男性の本音は「女性の価値観や人間性を確認している」ということです。どういうことかと言うと、付き合う前のデートというものはお互いに仮面を被っている状態であると言えます。相手の本性をきちんと見てからお付き合いをしたいと思っても、それはなかなか難しいものではないでしょうか。
ですから、デートでの割り勘という分かりやすい場面での女性の反応で、金銭感覚やお付き合いをした後のパワーバランスをどのようにする女性なのか、という深い部分を確認しているのです。もしもデートで割り勘をしたことを理由に「もうあなたと次は会わない」というような女性は、最初で弾きたいという男性心理の本音なのです。
〇カップル編
飲みだと負担量が大きいので端数くらいは出してほしい
カップルがデートで割り勘をする時の男性の本音には「毎回割り勘とまではいかなくても、男性の負担量が大きい時には端数くらいは出してほしい」というものです。例えば、飲みの席が好きな彼女がカップルで飲みに行った時、飲みの席のお会計というのは一人で負担するにはなかなかの負担量となりますよね。ですから、デートとして飲みに行くことが多いなら「割り勘まではしなくていいけど端数くらいは出してよ」というのが本音のようです。たまには自分から端数だけでも出すように意識を変えると、男性も少し心が救われるようです。
なぜ奢られる気でいるのか理解できない
カップルがデートで割り勘をする時の男性の本音は「なぜ当たり前のように奢られる気でいるのか理解できない」という気持ちです。カップルにはカップルならではの暗黙のルールというものがありますよね。そしていくら彼氏、彼女という関係であったとしても価値観はそれぞれ違います。
ですから「なぜ女性だからと奢られる気満々でいるのか」と本音の部分で彼氏が思っている場合、やはりカップルのルールとして「自分達はデートでも割り勘でいよう」ということを決めて、お互いのフラストレーションが溜まらないようにすることが大切なのです。
初デートのお会計どう振舞うのが正解?会計時のマナーとは…
【男性編】
絶対に成功させたいデートなら男性が「全額払う」べし!
初めてのデートや、絶対に成功させたいというデートの場合には、男性が全額支払うという覚悟で臨みましょう。女性側が「払うよ」と言ってきたとしても、これは1つの社交辞令と受け取って、男性側が支払うのが大人のマナーです。
これまで幾度とデートを重ねてきた大人の女性であれば、デートでの食事代は男性が支払ってくれるものだと認識している人も少なくありません。少なからず、男性におごってもらった経験のある女性は多いでしょう。そこで、割り勘にしてしまうと悪い意味で目立ってしまいます。「前の人は初デートでおごってくれたのに!」と思われかねません。相手に良い印象を残してデートをスマートに終わらせるためにも食事代は自ら率先して支払いましょう。
スマートに支払いを済ませる方法
レストランやバーなど、食事のあとのお会計の仕方には大きく分けて2種類あります。
1つ目はテーブルでお会計をするもの、2つ目はレジでお会計をするものです。
まず、テーブルでお会計をするときには女性が席を立ったときにお会計を済ませておくのがオススメ。そろそろ出ようかというときにお手洗いなどで女性が席を立ったら、その瞬間を見逃してはいけません。女性が席に戻る前にお会計を済ませましょう。「素敵な男性♪」と女性から思われる男性は、デート時のお会計の仕方もスマートです。
また、レジでお会計の際には女性に前もって「今日は楽しかったら支払わせて」と一言伝えておくとスマートです。こうすることで女性に気を遣わせることなく、お会計を終わらせることができます。「来てくれてありがとう、楽しかった!」という素直な気持ちを伝えることで、さらに女性に好印象を与えることができます。
【女性編】
お財布を出さないはNG! 支払う意志を見せて
男性とのお食事デートの際には、相手に払ってもらうことが多くなりますが、このときに全くお財布を出さずにお会計シーンを終えるのは印象ダウンにつながります。
伝票が運ばれてきたり、レジ前に行った際には鞄からサッと財布を取り出し、支払う意志を見せて、「おいくらですか?」と一言申し出ましょう。
男性が「いいよ」と制してきたらそれに従い、会計後に再度支払う意志を見せます。
そして、それでも男性側が受け取らない場合には「ありがとうございます。ごちそうさまでした」と素直にお礼を言いましょう。
しつこく支払うように言ったり、いくらだったのかを聞き出すのはNG。デートのお会計時は男性主体として、男性を立てる振る舞いをしましょう。
「次のお店でお礼をさせて」と可愛くアピールを
1件目のお店で男性が支払いをしてくれたときには、「食後のコーヒーをご馳走させてください」と自ら誘ってみるのも1つの方法です。こうすることで支払いに対する多少のフェア感と、まだもう少し一緒にいたいというアピールをすることができます。
男性側も「コーヒーくらいなら」と気軽な気持ちで受け入れることができ、「気が利くね」と思わせることも可能ですよ。これは男性に恋心を抱かせる為に、かなり効果的なお会計方法です。ここぞというデートの時に是非使ってみて下さいね。
要注意ポイント!こんな行動に彼はゲンナリしてるかも!?
「私も出すよ」としつこい…とゲンナリ
この時あまりに彼にお金を払ってもらうことに不安を感じるあまり何度も「出すよ」なんて連呼していませんか?それはその場の空気を気まずいものにするだけです。
時には、彼に甘えておごてもらうことも大切です。おごってもらったら、必ず感謝の言葉を彼に伝えてあげてくださいね!
払ってもらって当たり前…だとゲンナリ
お会計の時にスマホをいじったりその場にいなかったりすると彼に払う気ない宣言をしているようなものですね。
おごってもらって当然と思っているちょっと自己中な女子に思われてしまう可能性があります。おごってもらうにしても静かに彼の横に立っているのがマナーです!
まとめ
いかがでしたか?デートの会計時のふるまいによって、相手に与える印象は変わってきますね。おごられる事が当たり前のような女性には男性も不満が募ってきますので、きちんと感謝の気持ちとそれに代わる何かを与える事で、借りを作らずにお互い気持ちよくお会計が済むでしょう。もうすでに付き合っているカップルでしたら、会計時に揉めることが面倒でしたら、共通財布を作ってそこから会計をすることも考えてもいいかもしれません。