結婚前に同棲は必要!?同棲のメリット・デメリット

好きな人ともっと一緒にいたいという気持ちで同棲を考えていませんか?付き合っている時は意外と彼の本性が見えていません。彼氏と同棲を考えているあなた。デートやお泊りの時の彼の姿を見て淡い期待をして同棲をしてしまうと悲しい結末が待っているかもしれません。今回は事前に同棲のメリットデメリットを含めて同棲を控えているあなたに事前に心の準備ができるようにしていきます。ぜひ参考にしてみてください。

どんな時に同棲しようと考える?

同棲のタイミングは人それぞれではありますが簡単に言うと以下の4点になります

遠距離リモート同棲のメリット

・付き合って落ち着き始めた

付き合ってドキドキとした気持ちが薄れたときは次の恋愛のステージに踏み込んで彼の本心を見たいと考え始まるときかもしれません。ただ倦怠期などどちらがもう別れたいという気持ちがあるような関係性でしたら同棲に踏み込むのは危険であるので慎重に考えていきたいですね。

・彼からプロポーズを受けた

お互い結婚を意識をした前提での同棲はスムーズに進んでいくでしょう。付き合っているだけでは彼からの結婚の返事を判断できないと考えている方にも同棲という選択は良いと思います。結婚を考えていく上で細かいことの相談がしやすくなったり選択しなければいけないタイミングも多々あるので話をしやすいでしょう。

・家の更新時期が近い

どちらかが一人暮らしをしていて更新のタイミングで同棲に踏み込む方もいるでしょう。ただこの同棲の選択は失敗につながりやすく一緒にいたいという気持ちからではなく互いの節約のためなど自分の都合の良いために同棲を考えているようでしたら互いの気持ちを再度確かめてからのほうが安心かもしれません。

・遠距離恋愛又は転勤などで遠距離になる

元もと遠い距離に互いが住んでいてあまり頻繁に会えない。又はどちらかの仕事で転勤の辞令が出た場合同棲を考えるタイミングでしょう。ただ、今の仕事を辞めて彼についていくということはデメリットが多いです。自分の慣れ親しんだ場所から離れる、仲の良い友達と離れてしまう、今までの仕事のキャリアをゼロにして職探しをするなどです。結婚前提であれば安心ですがただ会う時間が少ないからと言って同棲に踏み込むことは危険なのできちんと互いの気持ちを確かめましょう。

同棲のメリット・デメリットは

では次に同棲にメリットデメリットについてお話したいと思います。

40代カップルの同棲はあり?

メリット

1.結婚前にお互いの生活習慣について知ることができる

育った環境が違うので生活習慣が違うのは当たり前ですね。それを受け入れられるのかどうかを自分で見極めるためにも同棲は大切かもしれません。自分の中では常識だと思っていたことが相手にとっては違うかもしれません。例えば…

バスタオルの洗う頻度が数回使用してから洗濯する彼。私は使う度に洗濯をするので洗濯物がたくさん溜まってしまうと注意をされました。お風呂から上がった体は清潔だからと言って頻繁に洗わなくても大丈夫と言われたのですが私には受け入れられませんでした。(A子)

これは一例ですが付き合っている時には見えなかった彼の姿が見えてきます。意外とお金の管理がずぼらだった、服を脱ぎっぱなし、食べ終わった物を片付けないなどマイナス面が見えてくる方もいるでしょうが逆に家事が得意などのいい部分も見えてくるでしょう。

2.生活費を節約できる

光熱費や食費、家賃など一人で暮らしていたときより負担額が減るので節約ができます。また同棲するとわざわざ彼に会いに行くということがないので細かいことではありますが交通費などもなくなるので節約につながるでしょう。家賃などの生活費の負担額については互いの収入を踏まえて二人で話して決めていくといいでしょう。また一人では住めなかった駅近や2LDK,3LDKの広い物件など好物件に住める可能性も高くなります。一緒に住むということで節約することができるため貯金もしやすくなりますね。

3.一緒にいる時間が増える

一番のメリット言える二人の時間が長く作ることができるという点。お互いの予定を合わせて会う日を決めることもしなくてもいいので仕事が忙しくてなかなか会えないカップルなどは同棲をすることで会う時間を持つことができるでしょう。また家に帰ってきたときに家に誰かがいるという安心感があります。「おかえり」「ただいま」の言葉を交わすということは一人暮らしではない場面ですね。防犯面でも安心ですし自分が体調を崩した時なども助かりますね。また面白いテレビを見て一緒に笑ったり一緒に料理を作り食べるなど楽しい時間を共有できるのも良い点と言えるでしょう。

デメリット

40代カップルの恋愛にはデメリットも

1.一人の時間を自由に持てない

一人の時には帰ったら自由に過ごしていましたが同棲となるとそうはいかないです。例えば…

仕事で嫌なことがあった日。帰ったらすぐ寝たいなと思っていましたが帰宅するや否や「今日の夜ご飯なに?」という彼。一人だったら適当なご飯で済ませることができたのですが一緒に暮らしているとそうもいかないのでストレスに感じました。(B子)

また彼と喧嘩をした時は一緒の屋根の下で暮らしていると気まづい空気が流れてしまうことも…喧嘩をした時は長引くと逆に拗らせてしまうのですぐ話し合うか謝って長くしないこともポイントです。

2.マンネリ化する

一緒にいる時間が増えるということはメリットでもありますがデメリットに繋がる要因でもあります。たまに会う存在であったり、会いたいの会えないというもどかしさがなくなるので新鮮味が薄れてきます。身だしなみに気を遣う必要もなくなってきたりデートの頻度も減るなどカップルから家族のような存在になってしまう人もいるでしょう。また、ずるずると同棲生活が長引いてしまい結婚に繋がらないカップルも。お互い時間を無駄に過ごすことがないように結婚を考えているカップルであったら「同棲開始から一年後に結婚をするかどうかの決断をする」など期限を決めたほうがいいでしょう。

3.家事など負担が増える

洗濯や食事など家事の負担が二倍になります。互いに家事の分担ができていたら家事負担も軽減するとは思いますが引率として動いてしまうのは女性が多いようです。家事分担について不満が出やすいのも同棲の喧嘩の一つです。共働きであるのに女性側の家事負担が多いのは不公平と感じるでしょう。「私はあなたのお母さんではない!」という不満が募ってきたら彼に家事の分担について見直してもらえるように提案をしてみてもいいでしょう

喧嘩の原因のNO.1家事分担、みんなどうしている?

デメリットの最後で話をした家事分担についてですが喧嘩や不満の原因になる件が多いでしょう。今まで違った環境で暮らしていた二人が一つ屋根の下で暮らすとなればお互いが気持ちよく過ごせた方がいいですよね。

〇事前にルールを互いに決めておく。

「気が付いた方がやる」という曖昧なルールになってしまうと、家事を押し付けあうようになってきます。細かいルールをすり合わせていくようにしましょう。

例:ごみ捨て担当は新しいゴミ袋を設定するまでが仕事、力仕事は彼が引率して行うなどなど

家事の目のいくポイントが同じになっていないと「なんでやってくれないの」という不満が出てきてしまうのでそこまで決める?と思うようなことまで細かく決めておきましょう。


〇お互いの得意不得意に合わせて分担する

基本的に洗濯、食事の準備、掃除は定期的に行うものです。自分が苦手な家事が担当になったらなかなか腰が上がらないですよね。例えば彼女が料理をしたら皿洗いなどの片付けは彼氏が行うなど家事が少しでも負担にならないように決めていきましょう。

〇疲れているのはお互い様!

仕事で疲れている時に自分の分担の家事がおろそかになってしまうのは仕方がないことです。分担を決めたから分担以外はノータッチですというわけではなく臨機応変に相手を思いやり家事を引率して行いましょう。体調が悪い時に洗濯してよ!と言われても無理がありますよね。分担はあくまでも目安です。

家事分担表やアプリを活用して分担を決めているカップルもいるようです。一緒に暮らしているという利点を活用して家事を負担に感じるのではなく生活ルーティンの一つにして一緒に家事を行う楽しさを感じるといいでしょう。あとは「当たり前」にならないように感謝の気持ちをきちんと伝えていくことが大切ですね。

同棲をする上で決めておきたいルール

同棲をする上での初めての共同作業ともいえるルール決め。お互い幸せな時間が過ごせるようにルールは最低限必要です。いくつか例を挙げているので参考にしてみてください。

  • 過度な束縛はしない
  • 必要最低限の連絡はする(食事の有無、帰宅時間など)
  • 家に友達を呼ぶ場合は相手に了承を得る
  • 喧嘩をしたらちゃんと話し合う

ルールが多すぎると束縛されている気持ちになってしまうので最低限に守ってほしい物を厳選しましょう。

さあ同棲をスタート!どのくらいお金がかかる?

同棲にかかるお金は一体どのくらいでしょうか。現実的な話になってしまいますが、ざっくりと費用の目安を載せているので参考にしてみてください。同棲するまでにかかる費用は主に「賃貸の初期費用」「引っ越し費用」「家具家電購入費」「毎月の生活費」の4種類です。

賃貸の初期費用…家賃の5~6カ月分

引っ越し費用…7万~10万(シーズンや荷物の多さによって費用は異なる)

家具家電購入品…1万~10万(全て新しく揃える、こだわりの家具家電にしたい!となるともっと金額は高くなる)

毎日の生活費…25万~30万(外食が多い人はもっとかかる)

間取りや土地柄によって金額の変動はありますが初期費用はざっくりと100万はかかると思っていた方が良いでしょう。同棲をしたいと思っても家を借りるお金がなければ話になりませんね。付き合っている時に同棲貯金をして計画を事前に立てておくといいでしょう。

結婚のタイミングはいつ?

結婚のタイミングに正解はありませんが早くて数カ月で遅くて3年以上かかるカップルもいるようです。同棲期間が長くなるとお互いに慣れが生じて婚期を逃してしまいます。タイミングを逃してしまったり結婚へのきっかけが掴めずにおめでた婚になる人もいます。一番現実的なのは同棲の期間を始めに決めておくこと。そうすることで結婚を踏まえた同棲をスタートすることができるでしょう。

 

いかがでしたか?

同棲で相手の好きな部分や嫌な部分全て見た上で結婚に進んでいくと結婚した時のギャップも少なくなると思います。同棲をすることで価値観が合わないと思うこともあるでしょう。喧嘩をすることは決して悪いことではないので普段からお互いの意見が言いやすい関係性を築いていけるといいですね。