JABBERLOOP(ジャバループ)という名前を聞いてピンとくる方はまだあまり多くないかもしれませんね。
しかしながらJABBERLOOP(ジャバループ)は、CMタイアップやテレビ番組の主題歌、ダンスコンテストの定番曲や吹奏楽アレンジ(高校野球の応援など)といった形で数々の注目を集めているのです。
これから紹介するおすすめの中には「あ、あの番組のBGMか!」といったものがあるのではないでしょうか。
JABBERLOOP(ジャバループ)の基本情報について気になっているという方はこの記事を参考にしてみてくださいね。
JABBERLOOP(ジャバループ)とは?
JABBERLOOP(ジャバループ)とは、 Keyboard、Trumpet、Bass、Saxからなるクラブジャズバンド。
ほとんどすべての曲が歌のないインストゥルメンタルバンドです。
JABBERLOOP(ジャバループ)は2004年に結成され、2007年にメジャーデビュー、2009年にはなんと海外公演まで敢行しています♪
そして、「ニュースZERO」のテーマ曲として使用されたり、人気ゲーム「Winnning Eleven」にも収録曲を持つ凄腕アーティストとしてその名を広めています。
その確かな演奏技術を基盤に誰もが踊りたくなってしまうようなキャッチーでポップなメロディを作り続けています。
今回は、隠れた人気と確かな実力を誇る「JABBERLOOP(ジャバループ)」のプロフィールや曲について解説していきます。
JABBERLOOP(ジャバループ)のメンバー
ここからはJABBERLOOP(ジャバループ)のメンバーについて解説していきます ♪
TrumpetのMAKOTO、KeyboardのMELTEN、BassのYUKI、 SaxのDAISUKEの4人で構成されています。
(過去には、DJ ShinsukeやDrumのYOHEIも所属しておりましたが、現在は脱退・卒業しております)
JABBERLOOPのメンバーのほとんどは音大や芸大出身なんです!演奏技術が非常に高く、さまざまなアレンジができることもうなずけますね?
ここからはメンバーそれぞれの基本情報についてご紹介していきます。
メンバーそれぞれのツイッターアカウントもご紹介しちゃうので気になった方はフォローしてみてくださいね!
JABBERLOOPのメンバー①「MAKOTO」
トランペット/フリューゲルホルンを担当しています。本名は、長友誠。1978年5月13日生まれ。
宮崎県高千穂町の出身で、自称は『神の子、パズー系トランペッター』。
神の子というのも、高千穂町は、日本最古の歴史書『古事記』にも登場する地名で「神々が宿る地」と言われているそうで、
吹奏楽部時代には「あの山に神様がおると思って」トランペットの練習に励んでいたとか。
黒縁メガネがトレードマークなのか、いつもなかなか存在感のあるメガネをかけている印象があります。
ライブではセンターに立ちお客さんを盛り上げています。
JABBERLOOPのメンバー②「DAISUKE」
サックス(アルト、ソプラノ、テナー)を担当しています。本名は、後藤大輔。1980年10月29日生まれ。
京都府京都市出身。バンド結成メンバーで、以前は関西を中心に人気の高いインストゥルメンタル・ブラス・ファンク・バンド「k-106」にも在籍していました。
「Le Bavard」というバンドでも活動しています。メンバーの中では一番ダンディな見た目でまんまるな目がチャーミングです。
プレイスタイルはサックスとしてアグレッシブなハイトーンを魅せるときもあれば、しっとりと優しいメロディを聞くこともできます。
JABBERLOOPのメンバー③「MELTEN」
Keyboardを担当しています。本名は、岸本亮。1983年2月13日生まれ。
出身は京都府京都市。JABBERLOOPの他にも、「fox capture plan」、「POLYPLUS」でも活動しています。
はじめはサポートメンバーとして参加していましたが、最初のセッションでメンバーから東京にいくつもりであることを伝えられ「えー、さきに言ってよ」となるも、そのまま一緒にCD制作まで参加してしまい、いまがあるのだとか。
バンドでは、とてもきれいでクールな音色を聞かせてくれます。JABBERLOOPは、JAZZバンドということもあって、キーボード、サックス、トランペットのソロ回しが登場するのですが、
金管パートにも負けないくらいの存在感をはなっています!
「fox capture plan」ではそのクールなピアノが存分に楽しめるのでこちらもぜひチェックしてみてください。
JABBERLOOPのメンバー④「YUKI」
ベースを担当しています。本名は、永田雄樹。1979年6月23日生まれ。
滋賀県彦根市の出身。JABBERLOOPの他に、「ADAM at」、「POLYPLUS」、「DJ OKAWARI」などなど多方面で活躍しています。
バンドの結成当初から在籍しています。CDの音源ではベースとしてバンドサウンドの基礎を支えており大人しい印象ですが、
実はベースラインにはなかなか動きがあってライブではそのはっちゃけぶりを披露しています。後で紹介する動画の中で見られるベースソロは圧巻ですよ!
とっても個性的な髪型をしていたり、ド派手なベースを特注していたりといった目立ちたがり屋さんな風貌で、はじめて見たときはびっくりするかもしれませんね。
JABBERLOOP(ジャバループ)のおすすめ曲
次に、JABBERLOOPの曲になかでおすすめのものをご紹介していきます。
テレビ番組などで使用される『シロクマ』や台湾のラッパーとコラボし、「WINNING ELEVEN」で使用された『Dental Driller』のほかにも実は有名曲をたくさんご紹介しますね ♡
JABBERLOOPのおすすめ曲①「シロクマ」
NEWS ZERO(ニュースゼロ)のあの曲です!!
まずは、JABBERLOOPの代表曲と言える「シロクマ」です。この曲は、日テレのニュース番組「NEWS ZERO」のプロ野球のコーナー「エキサイティングベースボール」でBGMとして使われています。
ダンスシーンでは、かなり有名なようでダンス大会の曲でも多く使われています。また、吹奏楽アレンジなどもされていて、高校野球の甲子園でも応援曲として演奏されています。
同じような旋律が続くのかと思いきや、各セクションでの展開がかっこよくて、ループしているかのように感じつつ聞く人を飽きさせない構造になっています。
実は、iTunes JAZZチャートで1位になったこともあるんです。
2ndアルバム『CHECK THIS OUT!!』に収録されていますよ!
また、JABBERLOOPですがジャズバンドということで大人しいイメージを想像するひとが多いかもしれませんが、ライブでは超ハイテンションなんです!
こちらも見てみてください。
JABBERLOOPのおすすめ曲②「Dental Driller/Jabberloop & Soft Lipa」
台湾のヒップホップアーティストSoft Lipaとコラボし、2010年12月にリリースしたアルバム『経典!』からの1曲。
こちらは、人気サッカーーゲーム『Winning Eleven 2011』に使用されていて聞いたことがあるひとも多いかもしれませんね。
Soft Lipaのラップと、JABBERLOOPのジャズサウンドが見事に調和していて、かっこいいです。
ちなみに、JABBERLOOPは2009年に台湾の三重、台北で初の海外公演を果たしています。
JABBERLOOPのおすすめ曲③「イナズマ」
いまや、「シロクマ」や次に紹介する「ヤングスター」と並ぶアンセムである一曲です。
シロクマを聞いてJABBERLOOPのとりこになったひとが次に辿り着くことが多いのではないでしょうか。
この曲も多くのパフォーマーたちに使われていて、見ているひと、聞いているひともなんだか自然に体が動き出してしまうようなアップテンポな曲です。
2012年リリースの『5』というアルバムに収録されています。
JABBERLOOPのおすすめ曲④「ヤングスター」
次に紹介するのは、先ほどの「イナズマ」と同じアルバム『5』に収録されている「ヤングスター」。
『5』はこの曲でスタートします。
はじめはゆったりとしたテンポでスタートしますがだんだんと盛り上がってきます。タイトルよろしく10代のような若々しいエネルギーが伝わってくると思いませんか?
このライブ動画の1曲目です!
JABBERLOOPのおすすめ曲⑤「Area51」
最後に紹介するのは、2009にリリースされたミニアルバム 『OOParts』の1曲目に収録されている「AREA51」。
曲の冒頭からJABBERLOOPらしさ全開のアップテンポで各演奏パートが大暴れ!
冒頭から一気に畳みかけてくるのに途中ブレイクがあったり、キーボードのみで静かになったりと変化がありあっという間に聞き終わってしまいます!
この曲の時代にはDJも在籍していて、存分に存在感を発揮しているのでその頃のサウンドも楽しんでいただけますよ!
今回紹介したほかにもまだまだかっこいい曲がたくさんあるので是非聞いてみてくださいね!
これからのJABBERLOOP(ジャバループ)に注目!
今回はJABBERLOOP(ジャバループ)について、プロフィールや曲について解説しました。また、関連性のあるバンドやアーティストについても少しだけご紹介しました。いかがでしたでしょうか ?
年齢的にはもはやベテランの域にいるJABBERLOOP(ジャバループ)。JAZZ界隈ではそれなりの知名度はあったものの、一般ではまだまだといった印象でしたが、
ここ数年でどんどんと注目が集まっています。2019年6月にも台湾でのライブを成功させた彼らにこれからも注目していきましょうね!