結婚が決まった時は自分の両親や家族と相手の両親や家族が対面する「結婚顔合わせ」や「両家顔合わせ」をすることが通常です。しかし、最近では「結婚顔合わせをしない」や「両家顔合わせをしない」という結婚の形も増えています。「結婚顔合わせをしない」場合や「両家顔合わせをしない」場合は注意点はあるのでしょうか?また常識として「結婚顔合わせをしない」ことや「両家顔合わせをしない」ことはどのように思われるのでしょうか。結婚顔合わせをしない、両家顔合わせをしない場合の注意点を5つご紹介します。
そもそも「結婚顔合わせ」ってなに?
最初に「結婚顔合わせ」がどのような意味を持つのかについて解説します。
そもそも「結婚顔合わせはしないといけないのか」考える際の参考にして見て下さい。
結婚顔合わせとは
「結婚顔合わせ」や「両家顔合わせ」をする最も大きな目的は婚約を正式なものとして両家が認める「結納」に変わるようなものです。最近では「結納」を正式にやらない家族が多いため、それに変わる儀式として「結婚顔合わせ」を行う家族が多いです。
また、両家の親睦を深める最初のイベントとしても大きな意義を持ちます。
「結婚顔合わせ」は絶対しないといけない?
結論から言うと「結婚顔合わせ」は絶対にしなければならないというわけではありません。しかし、正式に結納の儀式を行う家族が少ないため、結婚する両家の家族が結びつく儀式として「結婚顔合わせ」が一般的となっているため、「結婚顔合わせは絶対にしないといけない」という考えが広がっています。
「結婚顔合わせ」をしないパターンは?
「結婚顔合わせ」や「両家顔合わせ」は結婚が決まったカップルが絶対に行うイベントとして考えられていますが、実際には「結婚顔合わせをしない」夫婦や「両家顔合わせをしない」夫婦も増えています。
では「結婚顔合わせをしない」や「両家顔合わせをしない」夫婦にはどのようなパターンがあるのでしょうか?
両家が「結婚顔合わせ」を重視していない
最近では両家のご両親が「結婚顔合わせしなくていい」や「両家顔合わせをしなくていい」という意向を持っていることから、正式に結婚顔合わせをしないという夫婦が増えています。
カジュアルな両家の挨拶のみで済ませ、結婚合わせをしないという家族は意外と多いものです。
ご両親の年齢でも40代などで比較的新しい考え方を持っている方だと、結婚か合わせをしないで良いというパターンが多いようです。
結婚を正式に認められていないため「結婚顔合わせをしない」
本人たちは結婚したいのに、どちらかの家族または両家に反対され結婚を認められないカップルもいます。
そのような場合は両家の同意を取らずに結婚する為、「結婚顔合わせをしない」という選択となります。このパターンの場合は「結婚顔合わせをしない」しというよりは結婚顔合わせができないという状態に近いです。
両家が遠方の為「結婚顔合わせをしない」
結婚する両家の地元が遠方の為、結婚顔合わせをしないという夫婦も多いです。特に現在は40代や50代で初婚を迎える方も多いことから、両家のご両親も高齢で、体力的に遠方で両家顔合わせすることが難しい場合も多いです。このような場合は両家同意の上、結婚顔合わせをしないという結論になることが多いです。
パートナーに家族がおらず「結婚顔合わせをしない」
パートナーに家族がいない場合も結婚顔合わせをしない人が多いです。こちらも最近では40代や50代で初婚を迎える方も多く、既にご家族が亡くなっていたり兄弟姉妹がいない一人っ子の場合も少なくないです。
そのような場合は一方の家族への挨拶だけですませ、結婚顔合わせをしない・両家顔合わせをしないといった選択となります。
結婚顔合わせをしない場合の注意点5選
では実際に結婚顔合わせをしない・両家顔合わせをしないと決めた人はどのような点に注意すれば良いのでしょうか。結婚には結婚する両家の家族にも関わる一大イベントです。
あなたが結婚顔合わせをしない・両家顔合わせをしないと決めた際には是非参考にして見て下さい。
「結婚顔合わせをしない」ことを両家に了承を取る
あなたが結婚顔合わせをしない・両家顔合わせをしないと決めたからといって両家の両親が納得するとは限りません。結婚には両家の家族も大きく関わるので、結婚する二人だけの意向では決められない点もあります。
また、結婚顔合わせをしない時に最も注意したいのは、両家のご両親に了承をとることです。どちらか片方の家族が結婚顔わせをしないことに不満を持っていると、今後の両家の付き合いに悪影響が出てしまうかもしれませんので注意しましょう。
結婚顔合わせをしない代わりに両家の交流の場を設ける
正式に結婚顔合わせをしないからといって、結婚する両家がお互い家族を全く知らないという状況は避けたいものです。これから両家の家族で助け合わなければならない点もでてくるので、結婚顔合わせをしない代わりに両家の交流の場を設けるのはいかがでしょうか。
カジュアルな食事会やどちらかの家に招待して挨拶をする機会があっても良いかもしれませんね。
人見知りや私情で「結婚顔合わせをしない」選択をしない
人見知りや緊張するといった理由で結婚顔わせをしないという選択をしようとする人は実は意外と多いです。偶然両家の両親も結婚顔合わせをしない意向の家族であれは話しは別ですが、ほとんどの場合このような理由で結婚顔わせをしないという選択をする人は両親は結婚顔合わせを望んでいるのにしないという人が多いです。
結婚は両家の家族が繋がる人生の一大イベントです。人見知りや私情で「結婚顔合わせをしない」選択をしようとしている方はもう一度今後のことまで考え直して、結婚顔合わせを行ってはいかがでしょうか。
結婚顔合わせをしない代わりに相手の家族情報についてきちんと知る
結婚顔合わせをしない場合、結婚して時間がたってから相手方の家族のトラブルや新事実が発覚するパターンがあります。結婚顔合わせをしない場合にも相手の家族構成や何か大きな問題を抱えている場合はきちんと共有しておくようにしましょう。
特に両親だけでなく親戚回りはなかなか結婚顔合わせをしないと聞く機会もないので注意です!
結婚顔合わせをしない代わりに相手の家族と頻繁にコミュニケーションを取る
結婚顔合わせをしない場合、意識して相手の家族と頻繁にコミュニケーションを取るようにしましょう。多くの夫婦にとって結婚顔合わせや両家顔合わせが両家の親睦を深める為の大きな機会となっています。結婚顔合わせをしない・両家顔合わせをしない場合、気づくといつの間にか相手の家族とコミュニケーションが少なくなっていたり、訪問の機会が減ってしまったりしがちです。
こまめに連絡を取ったり、年末年始や長期の休みでは相手の実家に訪問するなど、小さなコミュニケーションを積み重ねましょう♡
結婚顔合わせをしない時は注意点を守る!
最近では結婚のあり方や夫婦のあり方が多様化しています。
そのため結婚顔合わせをしない・両家顔合わせをしないということが必ずしも批判されることではないです。しかし結婚は両家の家族にとって重大なイベントとなるため慎重に判断することが大切です。
結婚顔合わせをしないという決定をしたカップルはこの記事を参考に、、結婚顔合わせしなくても両家にとって幸せな結婚生活となるよう注意して見て下さい♡