恋が与える影響 ①「免疫力が上がる」
風邪を引きにくくなる
恋愛をすると免疫力が上がり風邪を引かない丈夫な体になるといわれています。好きな人を想うとリラックスしたり、全体的な体力が上がったりするので、元気になるのかもしれません。病気はストレスからくる場合がありますので、まずストレスが無くなることで、かなり精神的にも肉体的にも抗体が上がります。笑ったり喜んだり、幸せを感じたりすることが重要なのです。
心拍数や血圧が上がって体温が上昇する
恋愛すると胸がドキドキしやすくなりますが、それは実際に心臓が活発に動いているからです。血行が良くなれば、体温が上昇して、暖かさを感じやすくなるでしょう。体が温まると素早い行動ができますので、転んでケガをするようなことは避けられるようになります。また生命力が強くなるので、些細な怪我が治りやすくなることもあるようです。
自律神経が整いやすくなる
恋愛でリラックスしたりドキドキする時間が交互にくると、交感神経と副交感神経がバランス良く繰り返して、自律神経が整うようになります。そのため生活のリズムが安定して、眠りの質が良くなったり、腸が元気になって痩せやすくなったりするようです。自律神経が整うことによって、さまざまな良いことがありますので、恋愛がきっかけで元気になれた人はたくさんいます。
恋愛作品を見るだけでも効果がある
恋愛がすぐできない状況だとしても、恋愛に関する作品を見るだけで、恋愛をしたのと似たような効果を得ることはできるといわれています。恋愛映画や恋愛小説などに没頭して、登場人物に共感すれば、ドキドキしたり幸せを感じたりして体に変化があるでしょう。恋愛がもたらす効果を思う存分堪能したいなら、自分で恋愛小説を書いてみるのもいいかもしれません。
恋が与える影響 ②「肌がきれいになる」
恋してアンチエイジング
恋愛が人体に与える影響として、もっとも有名なのが、肌がツヤツヤになるというものでしょう。恋愛をすると若々しくなるといわれており、若さを保っている人は恋多き人だと考えられているようです。人によっては、美容のためにわざと恋をする人もいるほどで、恋愛がもたらす恩恵は確実にあると考えられているようです。
ドキドキで血行が良くなる
恋愛で血行が良くなると、老廃物などが早く排出されることになり、恋愛デトックスともいえる効果が期待できます。顔が紅潮したり焦ったりといった精神的な動揺で発汗したり、涙を流すことでも体の中のものが外に出てスッキリするようです。また平穏な毎日だとやる気が失われて、生活もサボり気味になるところが、恋愛すれば活発に身だしなみを整えるようになるのです。
細胞が活性化してシワが減る
恋愛で体の中に活力がみなぎると、細胞が元気になって肌にハリが出るので、結果的にシワが減ると考えられています。若返りについてのさまざまな効果を持つ恋愛は、外見をより魅力的に見せるための変化が多いようです。肌ツヤが良くなれば、全体的な印象が良くなり、恋愛競争に勝ち抜く可能性がアップするでしょう。人にも、動植物と同じように恋愛期の変化が出ているのです。
ハリがある健康的なお肌に
恋愛で肌にハリができると、皮膚のガード率が上がって菌などが入り込みにくくなり、健康的になると考えられています。恋愛で健康が手に入れば一石二鳥ですので、気になる人はまず恋愛に前向きになることからはじめるといいでしょう。周囲に好きな人がいなくても、芸能人やスポーツマンなどに恋をしてみるだけでも、十分に効果はあると考えられています。
恋が与える影響 ③「ストレスに強くなる」
オキシトシンでストレス抵抗力が上昇
恋愛中は、オキシトシンという脳内ホルモンが出るので、少しくらいのストレスには負けない体になっています。オキシトシンは幸せホルモンとも呼ばれており、恋人とハグをしたり、気持ちが通じ合ったときなどに大量に放出されます。またペットと触れ合ったときや、フワフワクッションなどの柔らかいものに触れたときにも出るといわれています。
精神的な傷を癒す効果
恋愛が精神的に作用して、心の傷を忘れさせてくれるのは、脳内ホルモンの影響だといえます。痛みを和らげて、新しい幸せな記憶で脳内を満たせば、時間が経つにつれて精神は回復するでしょう。人間の脳には元々、いいことだけを覚えていて、嫌なことは忘れるような機能があります。恋愛をすれば、楽しい思い出をたくさん作って、嫌な情報を押し流すことができるはずです。
好きな人といればリラックスできる
恋愛がどういった影響力を持つかということについては、さまざまな研究が重ねられています。好きな人と一緒にいると、安心して副交感神経が優位になりますので、リラックスできて緊張した体がほぐされるでしょう。恋愛感情が盛り上がれば、今度は交感神経が優位になって、活発に行動できるようになります。これは、温泉にゆっくり浸かるような効果と似ているかもしれません。
希望があれば前向きになれる
恋愛がストレスに効くのは、心に希望の光がさすからともいえます。何の目的もないままだと、毎日のストレスに耐える理由を見失ってしまうかもしれませんが、好きな人に会いたいとか声を聞きたいという目的があれば前向きになれるのです。ほんの些細なことでも希望があれば、そのために頑張れるでしょう。恋愛にその希望を求める人は、男女問わずたくさんいるのです。
恋が与える影響 ④「気持ちが明るくなる」
自分を良く見せようと頑張る
恋愛をすると、自然にやりたいことが心に思い浮かんできて気分が上がるでしょう。それは、気持ちが前向きになるからです。相手との明るい未来を思い描き、自分の外見に改善の余地があると感じて、行動をはじめるのです。恋愛しなくても見た目に気をつかう人はいますが、恋愛感情が後押しとなって服を買いに行ったり、車を買う人や趣味をはじめる人が多いのです。
シェイプアップ効果がある
恋愛で痩せやすい体になるのは、血行が良くなるだけでなく、腸の働きが安定するからだといわれています。また精神的に満足すると食べることを忘れて夢中になったり、逆にショックを受けてご飯が喉を通らなかったりするので、だんだん痩せてくる場合があるようです。もちろん恋人に好かれるために運動をはじめて、シェイプアップの努力をすることも重要なポイントです。
服装や髪型に変化が出る
恋愛が与える影響は、見た目に顕著に出るものです。今まで外見に気を使わなかった人ほど、モテ服や髪型にチェンジして、わかりやすい変化をみせるでしょう。人によっては、急に香水をつけるようになったり、言葉遣いが変わったりすることもあるようです。何事にも積極性が出てくるので、仕事や学業に張り合いをもって取り組めるようになる人もいるといわれています。
目的があれば行動できる
恋愛は、脳を活性化させて、ああしようこうしようとイメージを膨らませてくれる効果があります。目的地がないと重い腰を上げられない人でも、必要性があれば軽やかに行動に移れるはずです。恋愛は、目的意識を明確にしてくれるので、より活発に動き回ることができるのです。自分達のためだけでなく、自分の子供たちのため、またその先を考えて行動できるようになるでしょう。
恋が与える影響 ⑤「脳の注意点」
恋愛は中毒になりやすい
恋愛は基本的にプラスの作用がたくさんありますが、中毒にもなりやすいので注意が必要です。脳内が薬物中毒と同じような状態になるので、ずっと恋愛をしていたいという気持ちになるといわれています。めくるめく時間を過ごしたり、恋人に寄り添ったときの安心感は、脳から恋愛ホルモンが大量に放出される特別な瞬間なのです。一度経験すれば、忘れられなくなるのでしょう。
鎮痛作用が活性化する
恋愛状態になると、エンドルフィンなどの恋愛ホルモンが放出され、モルヒネのような鎮痛効果があるといわれています。鎮痛作用が活性化すると、少しくらい痛いことがあっても、気にならずに恋愛に集中できるようになるでしょう。恋愛中、恋人に酷い扱いを受けてもなぜか耐えられてしまい泥沼にハマりやすいのは、痛みに強くなっているからかもしれません。
判断力が低下する
恋愛で脳内ホルモンのドーパミンが大量に分泌されると、扁桃体の一部が鈍くなるという研究結果が出ているようです。そこは物事を判断する部分なので、的確な判断力が失われてしまい、普段なら許さないようなこともついOKしてしまうのでしょう。判断力の低下は、恋人との喧嘩を防ぐ効果がありますが、逆の効果として騙されやすくなってしまうので注意が必要です。
ひとつのことだけに集中してしまう
恋愛中は、セロトニンのレベルが急低下することがわかっており、注意力が低下して視野が狭くなるといわれています。ひとつのことに集中すると、ほかのことが目に入らなくなってしまって、恋人のことしか考えられなくなるようです。しかし一度でも不安に駆られると、疑いに集中してしまうので、なかなか気持ちを抑えることができなくなる危険性があります。
まとめ
恋愛が人体に与える影響には、驚くほどさまざまなものがあるようです。元気になるだけでなく、注意力が散漫になることもありますが、それはすべて恋愛をスムーズに進めるためのものなのです。恋愛によって生じる変化を良く理解すれば、うまく自分をコントロールして、冷静にいい方向へと進むことができるでしょう。ぜひ、恋愛で起こる自分の変化を楽しんでくださいね。