告白を保留する相手の心理とは
気持ちの整理がついていない
告白されて返事を保留する場合に最も考えられるのは、慌ててしまって今は正しい判断ができないので、しっかり熟慮するための時間が欲しいという理由です。お互いの気持ちを盛り上げていないまま一方的に思いを告げてしまうと、相手に急な宣告をすることになり混乱させる可能性があるようです。
まったくの他人状態で告白をしたり、憧れの人に思い切って告白すると、こういった混乱がもたらされることがよくあります。告白する前は、ある程度相手に告白することを匂わせて心の準備をしてもらうのがマナーと考えるべきでしょう。
今は恋愛に興味がない
告白を保留するということは、そのことについてまったく考えていなかった証拠とも考えられます。意識する相手とつねに一緒にいたならば、もし告白されたら返事はこうしようああしようと多少は考えているものです。返事が用意されていなかったのは、恋愛に興味がなく何も想定していなかった可能性があります。ただし相手に迷いがあるので、必ずしも振られるとは限りません。
恋愛に興味がないのは何故なのか、仕事などが忙しく邪魔されたくないのか、失恋で恋愛に関わりたくないと思っているのかなどの前情報を知っておくと保留を回避できる可能性があります。
その場で断ることができなかった
告白を保留する心理として、断るに断れず、苦肉の策で返事を引き延ばした可能性があります。周囲にたくさん人がいたり、穏便に断ることができないと思うと、人間は問題を先送りしようとするものです。良さそうな言い訳を思いついたら、お断りのご連絡がいただけるでしょう。どうでもいい相手にはすぐ断りを入れるはずなので、一応大切にされていると前向きに考えてください。
告白を断られる理由には色々なものがありますが、ほかに好きな人がいたり、恋愛対象として考えられないなどの場合は、事前の調査である程度予測できるでしょう。性格や体型が好みではないという場合は、努力で挽回できるかもしれません。
告白されてはじめて意識した
もし相手が告白されるまであなたのことを意識していなかった場合は、返事を保留してどうすべきか考えたいと思うでしょう。仲の良い友達として考えていたけど、告白をされたら急に異性として意識するようになったという話は男女の友達あるあるです。仲がいいならすぐOKしたっていいじゃない、と思うかもしれませんが、とりあえず友情を壊したくないという人もいるのです。
恋愛関係になってしまうと、すぐ揉めて別れて2度と連絡すらできなくなると考える人はいるものなので、恋愛関係が終わってもずっと友情は続くのだと信じてもらうことができれば、告白を受け入れてもらうことができるでしょう。
告白を保留されているときの効果的なアプローチ
普段通りに接すること
告白を保留されると関係がギクシャクしがちになるものですが、待っている自分より待たせている相手の方がより罪悪感やプレッシャーを感じているはずなので、普段通りに接することで相手の心を少しでも軽くする必要があります。いつも通りの雰囲気で接することで相手に安心感を与え、恋愛関係になっても普通に付き合える可能性を感じさせれば、いい答えがもらえるでしょう。
居心地の良さを感じさせること
告白したら自分の気持ちに意識がいってしまいますが、相手だって大変な心理状態になっているのを忘れてはいけません。告白を保留した相手を責めるのではなく、一緒にいればこんなに楽しいよといったプレゼンを続けましょう。基本的には笑顔を欠かさない、普通に遊ぶなどです。彼にプレッシャーを与えないように、向かい合った位置に座らないなどの工夫も必要です。
人は相手が正面から視界に入ると緊張するものなので、可能なら横の位置をキープしましょう。あなたが横で笑っていれば、味方であり怒っていないというメッセージが彼に伝わるので、このまま彼氏彼女の関係になったらきっと楽しく過ごせそうだと思ってもらえるでしょう。
好意を隠さない
あなたはもう告白したのですから、彼に好意を隠す意味はありません。さすがに周囲の目があるところで彼女面してしまうと引かれるので、2人のときにボディタッチを多めにしたり笑顔で恥ずかしがったり、相手に好意があることを誤魔化さないで表現しましょう。相手との距離感によって対応を変える必要がありますので、場違いなことをしないように注意しましょう。
普通に連絡する
告白を保留されているあいだは、相手への連絡を控える人が多いでしょう。しかし、一般的な予想通りの行動をしてしまうと相手にとってはマイナス材料になりがちです。考える時間を与えてあげるのも必要ですが、それは放置することではありません。仲良しの間柄なら、気が向いたときに普通に連絡することで相手の意識を柔軟にすることができますので、自由に連絡してOKです。
相手がもし恋愛関係に進んで友情が壊れることを恐れているならば、あなたから気軽に連絡をすることでその不安を払拭できるでしょう。また普通に連絡することで相手の様子を確認することができるので、自分の不安もこっそり解消できますよ。
告白が保留されているあいだのNG行動とは
返事を催促するのはNG
告白待ちをしていると、どうしても気分が落ち着かなくて早く結果を知りたくなるものですが、相手に返事を催促してはいけません。大きな問題を判断するのはとてもストレスなので、急かされると「じゃあ断る!」と面倒を遮断する方向に行ってしまう可能性があります。面倒ごとを持ち込んでしまったのは自分なので、あとは相手のペースに合わせて待つしかないのです。
また「あの件、どうなった?」と言葉で返事を催促していないからといって大丈夫とは限りません。無言の催促をしていたり、機嫌が悪い感じを醸し出していたりすると、相手にはしっかり伝わってしまうので注意が必要です。
追撃してプレッシャーをかけるのはNG
告白が保留されていると、点数を稼ごうとして過剰なアピールをしてしまいがち。「告白してごめんね」と謝ったり「ゆっくり考えてね、でも私絶対いい彼女になるよ!」などの言葉を次々とかけると、相手は怖くなってしまうかもしれません。連絡する場合は告白のことには一切触れず、相手にプレッシャーをかけないように配慮しましょう。
周囲に言いふらすことはNG
告白が保留されるとストレスが溜まり、誰かに愚痴りたくなってしまうものです。とはいえプライベートな問題を知り合いに愚痴ってしまうと友達全員が告白の保留問題を知ることになり、相手は精神的に追い込まれてしまうでしょう。攻撃的な行動を取ると嫌われてしまいますので、外堀を埋めるような行為はやめましょう。
どうしても誰かに相談したいときは、家族や信頼できる口の堅い相手にだけ話してみるといいかもしれません。また、友達も彼も見ていないようなサイトで匿名の愚痴を流すと、第三者の意見がもらえてストレス解消になるでしょう。ただし変な人に絡まれてさらにストレスを感じる危険性もありますので、割り切って利用できる人だけの対策となります。
他の異性と仲良くするのはNG
告白が保留されてイライラしているからといって、他の異性とイチャイチャするのはNGです。もし彼に知られてしまったら、ふざけて遊ばれただけかと思われて振られる危険があります。また戦略的に嫉妬させるつもりでも、相手にあまり恋愛感情がないとまったく意味がありません。嫉妬を煽っているのがバレた場合、かなりの確率で失望されるので、やめておいた方が無難です。
まとめ
告白が保留されるのは、相手との絆があまりないまま恋愛感情をぶつけてしまったときに起きやすいと考えられています。しっかり相手と気持ちを通じ合わせて、段階を踏んで告白するようにしましょう。また告白を保留されているあいだは、相手にプレッシャーをかけないように明るく楽しく過ごしてくださいね。
告白の保留は、断られる予兆とは限りませんので、希望を失わずに行動しましょう。もし断られたとしても、次のタイミングに向けて冷静に振る舞うことが重要です。
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