ポイントはコレ!好感を持たれやすいラブレターの書き方

ラブレターの書き方【男性編】

相手に話すときのように書く

ラブレターを書こうとすると、どうしても肩肘を張って格調高い文学的な文章を書こうとしてしまう方もいるようです。しかしこれは極端な話ですが、「君は〜である」や「小生は〜なかれ」といった純文学の小説のような文章にしてしまうと、違和感が大きすぎて内容が頭に入ってきません。ラブレターを書くときは硬い文章ではなく、相手と普段話すときのような口調か、ですます調で少し丁寧な感じの文章にしましょう。

手紙を書いた理由をハッキリさせる

ラブレターの書き出しは、自分を気持ちをしっかり伝えようと必死になってしまうものです。しかし手紙を読む人のことを考えると、はじめにどうしてこの手紙を書いたのか、その理由を説明すれば相手も納得して読み進めてくれるでしょう。気持ちに頼って一方的に話を進めてしまうと読み手の理解が追いつかず、思い込みが激しい要注意人物からの怪文書という印象を持たれてしまう可能性も最悪ゼロではありません。

自分の気持ちをシンプルに

ラブレターは自分の気持ちを伝える手紙です。恥ずかしいからといって恋しているという主旨をイタズラ曖昧にし「俺は365日お前をみている」などと書くと、相手にはラブレターではなくストーカーからの自白か、ただのイタズラだと思われてしまうことでしょう。好きという言葉や、デートしたいのか付き合いたいのか今後の希望、そして返事がほしい場合はいつまでにほしいのかをしっかり明確に盛り込むことをオススメします。

自分勝手な文章は避ける

ラブレターは一生に何回も書くものではなく、人生で全く書かない人もいるため、もしかしたら1度きりの経験になるかもしれません。せっかくだからと気持ちを込めすぎて、自分の生い立ちから相手を好きになった日の日記、自分の趣味や得意なことなどを長々と書くと逆効果となるので注意しましょう。相手との関係を考慮して、少し短めの手紙にまとめると気持ちが伝わりやすくなります。

ラブレターの書き方【女性編】

好きな気持ちをハッキリ書く

ラブレターを書くと決めたなら、照れ隠しをしている場合ではありません。とくに男性は確定事項以外は信じない傾向がありますから、どう考えてもお似合いカップルだとしても、相手の気持ちを確認するまでは付き合っている自覚がない場合もあるようです。好きなら好きとストレートに書き、付き合いたいのか気持ちを伝えたいだけなのかをハッキリ書いておくといいでしょう。

未来の希望を書く

男性に対するラブレターは、2人一緒の未来をイメージさせるフレーズが効果的といわれています。とはいえ相手と付き合ってもいない状態で、結婚したいとかおじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいたいなどと書くのは、少し妄想が走りすぎている印象です。だいたい1年後くらいまでの近未来を想定して、できるだけ可愛らしい希望を書くといいでしょう。

自分のことばかり書かない

ラブレターに「私は〜」や「私が〜」と私のことばかり書くのは、あまりいい印象を与えません。男性は自分中心に考える人が多い傾向があり、自己アピールが強すぎる女性は避けられる傾向があるようです。自分の気持ちを伝えるために、自分の取扱説明書を送る必要はありません。今、相手に対して思っていることを書けば、読み手は自分のこととして興味を持って読んでくれるでしょう。

何もかも詰め込もうとしない

ラブレターには一球入魂の思いを乗せたいという人は多いでしょう。しかしあまりにもすべての思いを書き切ろうとすると、どうしても重い手紙になってしまいます。ラブレターはあくまで招待状と考え、自分と付き合ったらどうなるのか、相手に想像させる余地を残しましょう。自分との恋愛への入り口に誘うのが目的で、そこから先は実際に付き合ってから知り合えばいいのです。

絶対ダメ!NGなラブレターの書き方

痛いポエム調の文章はNG

せっかくラブレターを送っても、中身が独りよがりなポエム調になってしまっていると、普通の人は引いてしまいます。もちろん日頃からポエムを作っているプロの詩人ならポエム調の方が喜ばれる可能性はありますが、通常のキャラとギャップがありすぎると相手がどうしていいかわからなくなるので注意しましょう。とくに夜に書いた手紙は、朝しっかり見直したほうがいいようです。

日本には昔から恋文を和歌で送る風習があり、文学に詳しい人同士であればポエムでも受け入れられる環境はあるかもしれません。しかし一般的にはポエムは敬遠される傾向があり、ポエム調の文章を好む人は面倒な人と考えられることが多いようです。ただし人の好みはそれぞれですので、ポエム好きな運命の相手を探すために、あえてポエム調を貫くというのも一案かもしれません。

長すぎる文章はNG

思いが募る相手に送るラブレターですから、思いの丈を語っているうちに、気が付けば長文になっていることもあるでしょう。しかし長文のラブレターは重すぎるので、見た目から拒否されることがあり、思ったほどの効果がありません。自分の思いの強さを伝えたい一心で長文のラブレターを送りつけると、相手の迷惑を考えず行動する付き合いにくい人物と判断される場合もあります。

どんなに長くてもラブレターは便箋1〜2枚が好感度が高く、3〜4枚になると少し重い印象です。それ以上長いのは重く感じられますので、できる限り文章を削って短くまとめましょう。また便箋にびっしり文字を詰め込むのではなく、余白を多めに取って読みやすい行間を意識するといいようです。

意図がわからない手紙はNG

ラブレターはプライベートな手紙なので、決まった書式などはありませんが、やはり相手に伝わるように書くのが礼儀です。自分のことばかり長々と書いて肝心な告白や交際の申し込みのフレーズがない手紙や、短く「好きです」だけで差出人の名前がない手紙を送ると、相手に不安を与えたり無意味に悩ませたりしてしまうので注意しなくてはいけません。

相手とやりとりするためのラブレターですから、相手の行動をある程度は指定しないと、貰ったほうはただ困ってしまうだけです。「付き合ってください」や「アドレスを送るのでお返事ください」または「記念に告白しただけなので無視してOKです」など、こちらの意図をしっかり伝え、相手が困らないよう配慮すると好印象です。

読みにくい汚い字はNG

SNSや電子メールと違い、ラブレターは自分の手書きで文字を綴るため、文字の美しさもアピールポイントとなります。しかし、文字が読めなかったり汚かったりすると、内容がどんなに良くても印象は悪くなってしまうでしょう。とくに男性は、女性の字が汚いと幻滅することがありますので、文字の練習をして印象のいい手紙を書けるようにするといいかもしれません。

ただキレイな文字を書くのではつまらないという人は、可愛らしいクセ字でラブレターを書けば自分らしさを表現できます。とはいえ、クセ字は流行りすたりや好き嫌いがありますので、相手の性格や好みに合わせて適度にアレンジするといいでしょう。

素敵なラブレターの書き方のポイントとは

書きたいことを箇条書きにして整理する

ラブレターを書くときは、まず絶対入れるべき告白のフレーズや、自分の気持ち、返事の催促などを箇条書きにしてみるといいでしょう。加えたい情報があれば箇条書きで足していき、全体のバランスをみて長くなりそうなら減らし、もう少し長くしたいと思ったらさらに増やしていくと手紙の内容を整理しやすくなります。

少し短めの手紙にまとめる

長いラブレターは、重いだけでなく読みにくいものです。読後感がマイナスの印象になると、返事にも影響しますので注意しましょう。相手に物足りなさを感じさせるくらいの短いラブレターのほうが、次に会ったときの話題にできるので、相手への配慮ともなり好印象です。読むときもスッと頭に入り、ストレスを感じませんのでいい結果に繋がりやすくなります。

可愛いレターセットを選ぶ

一般的にラブレターといえば、可愛い便箋と封筒がポイントとなります。ちぎったメモ帳やコピー用紙に書いただけの手紙では、相手に本気の告白とは思われず、読まずに捨てられる可能性があります。また地味なビジネス用のレターセットだと、領収書などに混ざって気付いてもらえない可能性がありますので、いかにもラブレターらしい可愛いデザインのものを選ぶといいでしょう。

相手と自分の名前をしっかり書く

ラブレターに意外と多いのが名前の書き忘れです。相手の名前が恥ずかしすぎて書けなかったり、自分の名前を隠したくてイニシャル表記にしたりと、ラブレターに名前を書かない人は多いようです。もし落としたり他の人に見つかった場合を考えれば、名前を書きたくないという気持ちはわかります。でも大切なのは相手に伝えることですので、名前はしっかり書きましょう。

ラブレターの書き方にまつわるエピソード

シンプルな手紙が効く

ある男性はデートをした後、プレゼントに付いていた手紙に「来年も一緒にいようね」と書かれていて、思わず泣いてしまったそうです。恋愛という不安定な関係で無意識に別れの恐怖を感じていたところに、急に彼女から来年までの立場を保証してもらえたので、安心して緊張の糸が切れたのでしょう。相手からの思いやりを感じると、些細なことでも涙腺が緩むことがあるのです。

プレゼントと一緒に手紙を送る

ラブレターだけを渡すのは少し照れるという人は、プレゼントに手紙を添える形で送るといいでしょう。プレゼントが大きすぎたり高価すぎると受け取りを拒否されるかもしれませんので、ちょっとした小物にラブレターを添えれば好印象です。相手が好きな映画のDVDに「良かったら一緒に観よう!」と手紙を添えれば、自然にデートにも誘えて一石二鳥です。

泣ける感謝の手紙

すでに付き合っている2人にも、ラブレターは効果があります。お互いにわかっているつもりでも、ハッキリ言葉にしてもらわないと、それは妄想の域を出ないのです。強がっていても心の中には不安の嵐が渦巻いていて、ストレスに疲れ、いつしか自己防衛で相手に無関心になっていく……そんなとき気持ちを手紙にハッキリ書いてもらえたら、泣いてしまうのは仕方ありません。

旅行先から送る手紙

ラブレターは堅苦しく考えず、いつでも何度でも送っていいものなのです。ある女性は、旅行するたびに出先から彼氏にラブレターを送って、のちにその彼と結婚しました。決め手はラブレターではないかもしれませんが、少なくとも気持ちを言葉に変えてしっかり伝える能力が、2人を結びつけたのは間違いありません。

まとめ

誰とでもSNSで繋がれる現在、ラブレターは少しレトロな気持ちの伝え方なのかもしれません。しかし感情が主役の恋愛関係では、そっけないデジタルの文章より、温かみのある手書きのラブレターこそが有効な方法といえるでしょう。中身はシンプルにまとめたほうがいいようですが、封筒や便箋には凝ったデザインを選んだほうが記念になりますよ。

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