軟骨ピアスを開けてみたい!

 

軟骨ピアスというワードはメジャーな言葉になってきておりファッションのアイテムの一つですね。
簡単に説明をすると耳たぶに開けるピアスをファッションピアスと言いそれ以外の箇所(軟骨)の耳にピアスを開けることを軟骨ピアスと言います。

興味はあるけどちょっと怖いなと思っている方へこの記事を参考にしていただきたいです。

まずは軟骨ピアスの名称について

軟骨ピアスの位置には箇所には名称があります。
今回は人気の箇所、ヘリックス、アンテナヘリックス、トラガス、の説明をします。

①ヘリックス


軟骨ピアス初心者向けの箇所で耳の一番外側に当たる縁の部分を言います。
おそらく軟骨ピアスでイメージをするのはこの箇所だと思います。
写真乗せる
髪の毛を耳にかけたときにちらっと見えるのがかわいいです。

②アンテナヘリックス


耳の上部分を外側に向けてピアスを刺す箇所です。
アンテナヘリックスを二か所開けて猫耳のように見せる方もいます。

③トラガス


耳の穴の手前にある、三角の軟骨の箇所をトラガスと言います。
ファッション性も高いので女性に人気の位置です。

しかし、寝てる間にキャッチが耳の穴に入ってしまわないか、イヤホンができるのかと心配される方もいるようです。
ラブレットスタンドというキャッチは面がストレートなのでひっかりが少なくイヤホンの邪魔にもなりません。もし検討をしている方がいたらこちらを使用してみるといいかもしれません。

その他には
④インダストリアル

こちらは少し難易度が高めなのですが二つのピアスホールを一つのピアスで繋げることを言います。

アンテナピアスを二つ開けているver

アンテナピアスから耳たぶに開けるver

見た目にインパクトがありロングバーベルと言われる長いピアスで二つの箇所をつなぎます。

⑤ダイス


耳の穴に一番近い部分に開けるピアス。
セルフで開ける事が難しく、上級者向けの箇所です。あまり主張がなくちらっと見せたい人にはおすすめです。

これはごく一部の名称でその他にも沢山名称がありますので興味がある方はネットで検索をしてみてください。

軟骨ピアスはどのようにして開けたらいい?

軟骨ピアスを開ける方法は二つあります。

1、ピアッサーで開ける
金銭的にも安価で自分が開けたいタイミングで開ける事ができます。ファッションピアスで使用するピアッサーは16Gから18Gを使用しますが軟骨ピアスは14Gの太い針のピアッサーを使用します。
軟骨ピアスを開ける際に耳たぶ用のピアッサーを使用すると、安定しづらく針が細いため貫通しない可能性が高いので必ず軟骨用のピアッサーを使用するようにしましょう。

ただし、ピアッサーで開ける事は難易度が高く腫れが生じたり化膿するなどのトラブルが生じやすいです。軟骨にヒビが入ってしまうという事例もあげられており、軟骨のヒビは見た目ではわかりないので大丈夫と安心している方もいるようです。しかし軟骨は再生能力がないので一度ヒビが入ってしまうと元に戻る事はありません。

このようなデメリットをきちんと把握した上で施術を行ってほしいと思います。

2、医療機関で開ける
病院で開ける場合は、皮膚科、美容外科、耳鼻科で開けてもらう事ができます。
ただし、病院で開けてもらう場合は保険適応外のため自分で開けるよりもお金が
かかります。しかし、病院で適切な処置や消毒など安全面が整っておりもし、トラブルが起きた際にはすぐ処置してくれるのは良い点であると思います。そして麻酔をしてもらえるので痛みが怖いという方は病院で開ける事をおすすめします。

 

病院で施術をしてもらう際は以下の点を確認しておくとより安全です
・施術にかかる費用はどのくらいなのか
・ピアッサーは自分で用意をするのか
・麻酔は行ってくれるのか
・施術を経験している医師はいるのか
・開けられる箇所は決まっているのか

まとめると、
セルフ
・安くすむ
・ピアッサーがすぐ手に入る
・リスクが多い
・自分では見づらい箇所なので失敗しやすい。

 病院
・保険適応外なので病院によって金額が様々
・安心、安全面
・麻酔があれば痛くない

・すぐトラブルに対応できる
・病院によっては医師の経験値が違うので見極めが難しい。

自分がどのようにして開けたいのかきちんと見極めをしていきたいですね。

軟骨ピアスは、痛いって聞くけど本当??

痛みの感覚は人それぞれであるので、痛いという人もいれば大丈夫だったという方もいます。ただ、耳たぶよりも固い部分に針を刺すので痛みを生じることがあると思います。
化膿や金属アレルギーになった場合などをのぞき、ピアスを開けたあとの痛みは持続性のものではなく一週間程度痛みが続くと言われています。また、軟骨は血の巡りがあまりよくないのでピアスホールが安定するまで約3カ月程かかります。

それでも痛い!!どうしたら痛みを抑えられるの?


自宅でできるセルフケアは以下の5点です

・お風呂はシャワーにする
血の巡りがあまりよくない箇所ではありますが湯舟につかり血行がよくなると患部が刺激を受け、痛みを感じる事があります。なのでお風呂以外にも、激しい運動は控えるようにしましょう。

・消毒はせず、清潔を保つ
消毒液を使用すると傷を直すために必要な菌まで死んでしまう事があります。なので、ボディーソープなどの泡で患部を優しくこすらず汚れを洗い流しましょう。

・無理に動かさない
もう落ち着いてきたかな…と思いピアスを動かしてしまうと激痛がなんて人もいるようです。
軟骨ピアスの安定は、痛みがなくなり、腫れや熱がなくなった事がサインです。
ファッションピアスとは違い、安定に時間がかかりますので気長に待ちましょう。

・寝るときは患部を下にして寝ない
患部が布団に圧迫されたりこすれたりすると、痛いのでできたら仰向けになって眠る事をお勧めします。

・過保護なくらい細心の注意を払い行動をする
ピアスで一番痛いのが、髪の毛や洋服がひっかかる事。
髪を洗う時や洋服の脱ぎ着は、いつもと同じではなく耳を意識しながら行うようにしましょう。着脱時のひっかりを防止するため、被る洋服ではなく前開きの洋服にチェンジをしたり美容院に行くのも控えたほうがいいかもしれません。

それでも、どうしても腫れがひかない、痛みがあるという時はすぐに病院に行きましょう。痛みがあることがストレスになり、眠れなかったり気持ちが落ち着かなかったりすることもあり身体的もあまりよい状態とは言えません。

病院に行く前にできることは
患部を冷やしたり、清潔を保つこと。
あとは市販の鎮痛剤を飲み痛みを少しでも和らげましょう。

軟骨ピアスの「痛い」「怖い」などのイメージを取り除くためにはかわいいピアスを探してモチベーションを高めましょう。
軟骨ピアスコーデのポイントは色とモチーフの統一感です。

 

色味はゴールドベースでまとめると、華やかな印象。

シルバーベースでまとめるとかっこいい印象になります。

また、女性らしさを出したい時には、カラフルなものやパールを入れるといいでしょう。

また、付けるピアスもTPOに合わせたものを使用していきましょう。職場や冠婚葬祭などではあまり良しとされていないこともあります。自分を着飾るアイテムですが、その場をわきまえたファッションの楽しみ方ができるといいですね。

耳たぶのピアスとは違ってちょっとしたアクセントになる軟骨ピアス。
様々なトラブルなどは事前に回避できるように事前準備は入念にしましょう。
他の人とは一味違ったアイテム使いをして軟骨ピアスを取り入れたファッションを楽しめるといいです。