好きな人に彼氏ができてしまった。
そんなとき、あなたならどうしますか?
それは、あなたがその人のことをどれくらい好きで、どれくらい知っていて、どんな関係性なのかで大きく変わってくると思います。
好きになって間もなかったのなら、意外とすぐに諦めがつくかもしれません。
ずっと好きで仲が良くて、もしかしたら付き合えるかも・・・と思っていた矢先だったとしたら、なかなか諦めがつかないかもしれません。
でも、「諦める」か「諦めない」かをすぐに決断してしまうのはよくないです。
なぜなら、女性にとって「彼氏ができる」ということは、状況によって心理状態が大きく違うからです。「諦めるべきなのか」「諦めなくてもよさそう」なのかは、もう少し情報収集をしてみてから判断しても遅くはありません。
今回は、そんな好きな人に彼氏ができてしまった人に向けた「女性の心理」に基づいた対処方法をまとめてみました。
「諦める」または「一時休戦」した方が良い場合
彼女から告白して彼氏ができたとき
当然のことですが、女性から告白するということは、彼への気持ちが告白するくらいマックスに達したということであって、彼氏のことが大好きです。付き合いだしたばかりの彼女の気持ちは絶好調。入る隙はありません。
彼女から彼氏ののろけ話がたくさん出るとき
彼女から彼氏とののろけ話が聞かれることは、彼氏のことが大好きな証拠ですよね。それを異性のあなたに話すということは、あなたのことは男性として意識していません。女性は少しでも「気になる相手」「付き合う可能性がある相手」には彼氏の話、ましてやのろけ話はしないからです。彼氏の話ばかりされると男性は気持ちは冷めるでしょうし、入る隙がないと確信してしまうので、自分からそのような話をするのであれば、あなたと今後恋愛関係になるのは難しいかもしれません。
しかし、彼氏の愚痴をよく聞かされるのであれば、少し話は違います。その内容については後にお話します。
彼女の雰囲気が大きく変わったら
彼氏ができると、髪型や服装、メイクなど雰囲気が変わる人っていますよね?それが彼氏の好みに合わせていたりする場合、彼女は彼氏のことが大好きです。それだけではなく、時間の使い方や人との付き合い方まで彼氏中心になる人もいるので、そういった場合は、他の男性のことを考える余裕はないと考えられます。
彼氏ができてから距離をとられたら
彼氏ができたら、彼氏以外の男性がいる遊びや飲み会の付き合いが悪くなることは珍しくないと思います。もしあなたが彼女と「友人関係」でちゃんとした距離が近い関係にあるとして、明らかに「彼氏がいるから」と距離をとられたとしたら、それは「もう今までみたいに仲良くできない」というはっきりとした意思ですので、それは受け止めましょう。
カップルのラブラブなオーラを感じながら、彼女にアプローチすることは、はっきり言って自滅行為ですし、自分自身が傷つくだけではなく、大好きな彼女との関係性も悪くしてしまう可能性もあります。
ですので、上記の場合は「諦める」もしくは「一時休戦」して下さい。
しかし、今までお伝えしてきたことは、「付き合った直後」の話です。
好きな人に彼氏ができて3カ月後、半年後、一年後は状況が変わってくる可能性がおおいにあります。その時にあなたがまだ彼女のことが好きであった場合、どういった行動をしたらよいか・・?
それは、これから書かれている内容を参考にして下さい。
まだ諦めるのは早いと思われる場合
彼女が押しに弱い場合
押しに弱いタイプの女性は意外に多いです。現実的に男性は外見をみて「違うな」と思ったらなかなかそこから彼女というポジションにもっていくことは難しいかと思いますが、女性は違います。「見た目がタイプではない」「性格がまだよくわからない」という場合、女性は「可能性」もみるからです。そのときに特定の好きな人がいなかったり、告白された相手がアリかナシの「アリ」であった場合、「付き合ってみたら、これからもしかしたら好きになれるかも」という考えがある人も多いのです。
そういった場合、あなたにもチャンスはあるかもしれません。でも、彼女が彼をどれくらい好きか、どうして付き合うようになったかは、少し情報収集してみないとわかりません。本人にそれとなく聞くことが難しければ、周りの友人などに聞いてみるのも良いかもしれません。
彼氏の話をしない
「のろけ話を気になる異性にはしない」と前述したとおり、彼氏の話をまったくしない、もしくはこちらから聞いても何となくはぐらかされる場合、あなたは恋愛対象として「アリ」である可能性があります。気になる相手の前ですと、女性は「あたかも彼氏がいないかのように」接する人もいます。彼氏ができた後も、誰とも変わらず接し、ボディータッチも普通にする人もいるので判断は難しいですが、彼氏ができる前と比較して考えましょう。
彼氏の愚痴や相談をされる
もともと彼女と友人関係である場合ですが、彼氏とののろけ話よりも愚痴や悩んでいることの相談が多い場合、チャンスがまったくないわけではないと言えます。
女性が男性に彼氏の相談をするときは、誰でもいいわけではないのです。「自分のことをわかってほしい」「自分がほしい言葉を言ってくれそう」そんな人だけです。もともと女性は傾聴してほしい生き物なので、何でも優しく話を聞いてくれる人を嫌いな人はいません。そこから恋愛対象になるかどうかですが、可能性はあります。愚痴が出てくるということは、彼女が彼氏と付き合ってからしばらく経ってお互いを知ってきた頃でしょう。不安定な時期やマンネリ化してきたなど、隙が出てきた頃と言えます。悪い言い方をしてしまえばチャンスなので、話は丁寧に聞いて、アプローチする頃合いをみましょう。
諦めたくない人のアプローチ方法
1番の男友達のポジションをキープ
もともとの彼女との距離感にもよりますが、諦めたくないという人は、ある程度彼女との関係性がしっかりあるのではないでしょうか?そうではないとしても、「自分が彼女の彼氏になる」という最終目標があるのであれば、彼女により近い位置にいることが大切です。
女性は数カ月に何度かしか会わないような人よりも、毎日のように顔を合わせるような人を「刷り込み」のように好きになる傾向があります。ある程度時間をかけて、よく親しんだ信頼できる人に心惹かれる人が多いということです。
だからといって、彼氏のいる女性にしつこく連絡したり、無理に誘う必要はありません。あくまでも友達として寄り添い、さりげなくいつも気にかけてあげて下さい。
相談にのりながら自分をさりげなくアピール
彼女から彼氏の愚痴を聞かされたり、相談を持ちかけられたら、優しく聞いてあげて下さい。その際は、彼女のことを肯定しても良いですが、彼氏の悪口は言わないこと。面倒かもしれませんが、女性は自分が彼氏を悪く言っても、人から悪く言われることは嫌います。また、男性同士の悪口を言う人も好みません。
そんな時は、彼氏の愚痴に乗っかるのではなく、「俺だったらこうしてあげるのにな」など自分が彼氏だったらということを想像させるようにアピールしましょう。女性が愚痴を言うということは、本当はその反対のことをしてほしいということです。彼女が彼氏にこうあってほしいというサインを見逃さず、彼氏ポジションに近づきましょう。
自分磨きと程よい距離を
男友達のポジションといっても、彼氏のように毎日連絡をとれるわけではありませんし、2人で頻繁に会えるわけではないと思います。時々メールなどで連絡して、元気かどうか確認したり、「気分転換しよう」などとお茶や飲みに誘ったり、「いつも気にかけている」といったアピールをしながらも程よい距離を保ちましょう。女性は「さりげなく」が大好きです。
そして女性は「いつも変わらず自分を想ってくれる人」に安心はしますが、そんな「友達」からなかなか気持ちが発展しないことも。「自分が他の人と付き合っている間に、他の人にとられてしまうかも?」と思わせるように、あなた自身も男磨きをして、彼女以外にも一生懸命になれることをみつけましょう。そうしているうちに、彼女が振り向いてくれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?好きな人に彼氏ができてしまったら、とてもショックですよね。しばらくは何も考えられないかもしれません。
でも、そんな時はもう少しだけ彼女のことを知る努力をしてみて下さい。「自分にはもう入る隙がない」と思い知らされることもあるかもしれませんが、反対に彼女に彼氏ができた背景や彼女自身の考えを知れば、何か見えてくることがあるかもしれません。
大切なことは、大好きな彼女の気持ちを一番に優先してあげること。身勝手なアプローチではなく、「どうしたら振り向いてくれるか」を彼女の気持ちを中心に考えてみて下さい。上手くいくことを願っています。