別れてからしばらく経って…はたまた別れてすぐに「どうして別れてしまったんだろう」と元カレとの復縁を望む人も多いはず。別れた理由は十人十色。でも復縁をしたい気持ちはただ一つ。「彼が好きだから。」だけど復縁するって、付き合い始める時よりもハードルが高くて慎重になってしまいますよね。今回はそんな復縁というハードルを飛び越えて、別れた彼と再び付き合うための4つのステップを紹介します。
どうして別れた?元カレと別れた原因を振り返ってみよう
別れてすぐだと、寂しさや傷心からどうしても未練が残りがちになります。
「私にはもうあの人しかいないのに」なんて思い込んでしまっている人もいるのではないでしょうか?逆に「あの人には私しかいない」と盲信的になってしまっている人もいるかもしれません。
「私は別れてから時間が経っているから寂しさのせいじゃないわ」と思ったそこのあなた。時間の経過と共に嫌な思い出は薄れて、楽しかった時のことばかり思い出してはあの頃に戻りたいなんて思っていませんか?
その原因によっては残念ですが、復縁を諦めた方がいいこともあります。
例えば、「元カレが暴力を振るってきた」なんて原因なら復縁は絶対にお勧めしません。その逆も然りです。暴力とは身体的なものに限りません。精神的にも追い詰められていたのなら、復縁したいと思うその心は共依存です。このページはそっと閉じて新たな恋を探すことをお勧めします。
ページを閉じなかったあなた。まずは冷静になって別れた原因を思振り返ってみましょう。
別れる原因は大きく分けて3つ。
1つ目は【自分が原因】「気持ちに余裕がなくて相手に優しく出来なかった」「付き合いに慣れがでて相手を思いやる気持ちを無くしていた」「つい浮気をしてしまった」「些細な口論だったのに勢いで別れ話をしてしまった」など。
2つ目は【相手が原因】「浮気をした」「時間を割いてくれなくなった」「以前より冷たくなった」など。
3つ目は【環境が原因】「仕事や学校で時間が合わなくなった」「引っ越しで遠距離になった」稀ですが「周囲に反対された」など。
あなたが別れた原因はどれに当てはまりましたか?
【自分が原因】だった場合、相手は今でもあなたのことを受け入れがたく思っているかもしれません。口先だけで謝ることは簡単ですが、どうしてそんな態度や行動をとってしまったのか、今後どう改めるのかを具体的に考える必要があります。
【相手が原因】だった場合、復縁しても同じようなことがまた起こるかもしれません。その度に別れていたらせっかく復縁した意味がなくなります。また同じことが起きないように、彼のどんな言葉に傷ついたのか・どんな行動で何を思ったのかを復縁する前にきちんと相手に伝える必要があるでしょう。
【環境が原因】の場合、復縁しても継続は難しいことが多いようです。考え方や捉え方といった価値観を少し変える必要がありそうです。また、会えない時間や遠距離の寂しさ、周囲の言葉に耐えられる強い心も必要でしょう。
どんな別れの理由があるにせよ、その原因が解消されなければ復縁してもまたお別れになる可能性が高いでしょう。せっかく復縁するなら、別れの原因になる物事は減らしておきたいですよね。そのためにもきちんと考えることが大切です。
それでも元カレと復縁したいのはなぜ?「好き」って思い込んでいない?
原因を思い出し、今の自分に必要な変化に気づけたでしょうか?気づけたあなたは次のステップです。
「一度は別れた元カレと復縁したいのはなぜ?」を考えてみましょう。
冒頭でも述べましたが、別れた理由は人それぞれですが復縁したい理由は1つ。「好きだから」ですよね。では、その「好き」は別れた理由をも凌駕するものでしょうか?寂しさから「まだ好き」だと思い込んでいる場合もあります。
あなたが今も抱いているその「好き」って感情が、本当に好きなのか寂しさや傷心からの錯覚なのか確かめる方法があります。
それは 「復縁したい彼」なしで「充実した時間を過ごす」こと
別れてからも彼のことばかり考えていると、「復縁したい」が「なんとしても復縁しなければ」と執着に変わってしまいます。本当に好きなのか、それとも寂しさや傷心からの錯覚なのかは執着になる前に見極めるために、彼なしで趣味や仕事に没頭してみてください。趣味がなければ今まで興味があったけど手を出していなかったことにチャレンジするチャンスです。彼から離れて新しいことに挑戦することで、気持ちがリフレッシュして寂しさや傷心が癒えた頃、彼への本当の気持ちが見えてきます。また、新しいことを始めることであなた自身も成長し魅力が増していくので一石二鳥です。
他にも、新しい出会いに向かうのも手です。気持ちは元カレのこと好きなままでもいいのです。ただ、彼以外に目を向けてみて自分の気持ちを確かめるのです。寂しさや傷心のせいで元カレへの気持ちがあるのならば、新しい出会いに心が動くかもしれません。心が動かなくても、その場が楽しく心が踊れば復縁したい気持ちは冷めていくでしょう。それでも考えてしまうのは彼のことでしたら、復縁へ向けて進みましょう。
振った後悔・振られた後悔“たられば”からの脱却!
復縁したい彼との別れ方は一体どんなものでしたか?
「私から振った」「彼に振られた」
どちらにしても、復縁を望むのであれば後悔している人も多いでしょう。
「あの時、別れを切り出さなければよかった」「どうして別れを受け入れたんだろう」
といつまでも気に病んでしまい、果ては
「もっと彼を思いやればよかった」「もっと彼の言葉を受け入れたらよかった」と「もっとこうしたらよかった」「もっと…すれば」「もっと…」と“たられば“が止まらなくなってしまうことも。別れる原因になった出来事に対しては更に“たられば”が溢れます。ですがいくら後悔したって、その出来事はやり直せません。後悔ばかりしていては、彼との復縁は遠のくばかり。
例えば「彼と時間が合わなかった」→「もっと合わせればよかった」と後悔するだけではなく、「合わせる努力を私はしてたかな?」「寂しいって伝えてたかな?」と過去を顧みて次に活かせるように自分を変えていきましょう。
復縁へのタイミングってあるの?再び告白するまでの期間は?
復縁したい気持ちが強いと「早くまた付き合いたい」と思ってしまいますよね。他の誰かに取られるんじゃないかとか、いつまで待てばいいの?とヤキモキする日々が続いて日常生活にも影響が出てしまうことも。だからといって焦って失敗したくない。
そう、「焦って」しまうと上手くいかないのです。早く復縁したい気持ちはわかりますが焦りは禁物です。じゃあ復縁するタイミングっていつなの?いつ告白したらいいの?とまたヤキモキしますよね。
そんなあなたにもっとも必要なのは「冷却期間」。冷静になることです。
別れに対しても別れた原因に対しても、そして彼に対しても一度冷静に捉える必要があります。前記したように、
別れた原因を思い出して振り返る時間
自分の感情を確かめる時間
“たられば“から脱却して次に活かすための時間
それらの時間は自分を冷静にし、自分を見つめ直すいい時間となるでしょう。
また、その冷却期間は相手にも当てはまります。彼だって、あなたと同じ「別れ」を経験したのです。落ち着いて感情を整理する時間が必要です。あなたが冷静になる時間は彼が冷静にあなたを考える時間とも言えます。
復縁したい気持ちが先走って、相手を思いやることを忘れないようにしましょう。
かといって、期間が空きすぎるのも疎遠になるきっかけになってしまうこともあります。あなたが冷静になったタイミングで一度彼と話し合うのもいいかもしれません。そうすることで、疎遠になることを防ぐこともできますし、別れた時よりも冷静になっているはずの彼の気持ちを改めて聞くことで2人にとっての最善が見つかるかもしれません。
人と人とのことですので、別れた原因やそれまでの2人の関係、2人の性格などから一概に期間を提言することはできませんが、変に駆け引きをしようとせずに、復縁したい気持ちや自分の反省するところ、伝えられていなかった思いを素直に伝えて相手の話も落ち着いて聞けると自信を持てた時が1つのタイミングであると言えます。
復縁までのステップ
これまでのことから、復縁に向けて大切なステップは
①彼と別れた原因を振り返ると同時に自分を顧みる
②その「好き」は錯覚じゃないか、改めて自分の気持ちを確認する時間を持つ
③“たられば”から脱却して次に活かそうというモチベーションを作る
の4つです。更にその中でも「冷静になる」ということが大きなポイントでしょう。
まとめ
念願叶って復縁できた時、舞い上がる人もいれば、ホッとするのも束の間また同じことが起きないか不安を感じる人もいるかもしれません。そこで復縁がゴールではないことに気づくでしょう。やっとの思いで再び付き合えることになったのです。彼との時間や彼の気持ち・自分の思いを大切に、冷却期間に得た新たな自分で彼との日々を過ごせることを祈っています。
そして残念ながら復縁が成就しなかったとしても、辛い別れを経験し、復縁を願って過ごした時間はあなた自身をステップアップさせる大切な時間となるでしょう。彼を想う気持ちはそう簡単には消せないでしょうが、誰かを想うということそれ自体がとても素敵で意義のあることです。次の恋が見つかるまで、無理に忘れようとせず自然体でいること、それが案外彼を忘れる近道になるかもしれません。