失恋への向き合い方・立ち直り方

皆様は、恋をして、失恋をした経験はあるでしょうか?ここだけの話、私は苦い恋愛をした記憶があります。その体験談や、その時の気持ちも含めながらお話していこうと思います。

失恋から立ち直れない人へ

好きな人との恋愛が成就しないと、とても悲しく、しばらく立ち直れないと思います。立ち直れない原因など色々な観点から見ていきましょう。

立ち直れない理由

・一方的で、ショックな別れ方をしてしまった

失恋から立ち直ることが出来ない理由として多くあげられるのが「相手から一方的に別れを告げられてしまったから」という理由です。

そろそろ別れが近いかもななどの前兆があれば、自分の気持ちを整理する時間が出来たり、欠点を修正し、関係を取り持つことに努めることができますが、いきなり一方的に切り出された別れは、予測ができないので、なかなか気持ちを整理するのが難しく、時間がかかってしまうでしょう。

ほんの少しでも話し合いの場を持つことが出来ればまだ良いのですが、相手の別れへの意思が固かったり、もう絶対別れると決めていて、きちんとした話し合いができず、一方的に別れることになった場合、自分の気持ちをしっかり全て伝えることができないため、どちらか一方が納得しない形で別れてしまうというケースも多いです。さらに、別れに繋がってしまった理由が「他に好きな人ができた」「結婚の話をなかったことにして欲しい」など自分が予想してなかったような理由だったりしたらなおさら、心の傷は深く、修復するのには時間がかかるようになってしまいます。

・片思いをしていた期間が長かった

好きな人を思い続けていた期間が長ければ長いほど失恋した時のショックはより大きいです。思い続けていた長い期間ずっと彼のことを考えていたので、急に彼のことを考えないようにしなくてはならないというのも困難でしょう。そのため、なかなか前に進むのに時間が必要になります。また、片思いで相手に告白することをしないまま、他に彼女ができてしまった場合や、結婚してしまったことを知って失恋を自覚した場合は、特に失恋を長期間引きずってしまう人が多いという傾向にあります。「あの時気持ちを伝えておけば…」などの後悔の気持ちと重なって忘れられないということもあるのでしょうね。

・結婚を前提に付き合っていた

「結婚」。それは一生をパートナーと過ごす事です。つまり、結婚という言葉には、一生を一緒に過ごすという覚悟が必要となります。相手と結婚するつもりでのお付き合いとなると、ただの学生同士のお付き合いよりも本気度が高く、その分彼への思いもかなり強くなってくるため、忘れることがかなり難しいです。さらに言うと、結婚を考えているということは、「恋愛はこれで最後」という気持ちでお付き合いをしているので、また新しい出会いを探すのに前向きになりにくいのです。恋愛をする上でのトラウマになってしまうこともあるようです。

・彼以上の男性はいないと考えている

歳を重ねていく度に自分の理想は上がります。理想通りの男性と出会うことも、お付き合いまで発展させていくのもなかなか難しくなってしまいます。そんな中でやっと理想通りの相手と出会い、お付き合いできていたのにも関わらず失恋をしてしまうと「そこから立ち直ることができない」という人が多いようです。

特に結婚を逃したくない女性の場合はさらに、理想の相手に出会う事ができた時「この人を最後の彼氏にしたい!」という気持ちが湧き上がってくるのが自然です。周りに独身の男性が歳を重ねるごとに、だんだんと少なくなってくるので、せっかく出会うことができた理想の相手に振られたとなってしまうと「もうこれ以上の人には出会えない」と思いこんでしまい、そのまま新しい恋を探すことができなくなる人もたくさんいるようです。

・もしかしたら、「失恋うつ」の可能性も?

失恋した後、いつまでたっても辛い、または涙が止まらないなどの症状が出てしまっている場合には「失恋うつ」になってしまっている可能性があります。楽しかった恋愛をしていた時期からいきなり失恋をした時だったり、ひどい振られ方をされてしまうとそれによる衝撃で失恋がトラウマになってしまうことも充分あります。

恋愛は良い意味でも、悪い意味でも心が大きく動きます。悲しい、辛いや苦しいなどのマイナスな感情を感じてしまうことになると、自分でも気持ちを抑えることができなくなり、自分でも気づかないうちに「失恋うつ」を発症している場合があります。また誰にも自分の苦い思いを打ち明けることが出来ないで、1人で抱え込んでしまいやすい性格の人は特に、うつにかかりやすい傾向があることがわかっています。もし、悲しみだったり、苦しみがいつまでたっても改善しない場合はカウンセリングを受けてみるのも大切です。

失恋から立ち直りにくい女性の特徴

・男性・恋愛に依存してしまいやすい

恋愛をした時に、その相手のことばかり考えてしまったり、常に相手を最優先にしてしまっている「彼氏・恋愛依存」の方は、立ち直りにくい傾向があるということが分かっています。その理由はというと、自分の生活の中の大半を恋愛中心にしてしまったり、相手に合わせた生活を送っているためその恋愛が終わってしまった時にぽっかり穴が開いた感覚に陥ってそれを上手に埋めることが出来ないからです。今までに相手に注いできた愛情が無駄になってしまった感覚に陥ってしまって、彼との過去ばかりを振り返ってしまうようになるので立ち直りにくいと考えられています。

・相手をしっかり思い続ける

相手のことを誠実に思い続ける性格の人は、彼氏が出来たら相手に申し訳ないと考えて、他の異性との連絡を断つようにしたり、中には縁を切ってしまう女性もいるかもしれません。そういうことになってしまった場合に、彼氏に振られると頼れる男友達がいないので、相談に乗ってもらったり、話を聞いてもらったり、一緒に遊ぶことで気を紛らわすことも出来なくなってしまいます。さらに、男友達との関係を切ってしまうと新しい恋を見つけるきっかけがなくなり、次の恋に進めなくなる女性もいるようです。

・引っ込み思案で、尚且つおしゃべり下手

人と話すことが苦手だったり、自分の本心を誰かに打ち明けるのが苦手な人は、自分の中で悩みを抱えこんでしまうことが多いようです。普通は、信用しているお友達に話を聞いてもらうことで気持ちが楽になったり、他の人の意見を取り入れることでより違った視点から考えることができ、冷静な判断が出来るようになります。しかし、自分の気持ちをさらけ出すことが苦手な人は、誰にも相談せず自分で解決しようとする人は、今の気持ちを上手に整理することが出来ず、気づけば長い間抱え込んでしまっていたということも考えられます。よって、失恋から立ち直りにくいのです。

・自己肯定感が低い

自己肯定感が低い人は、失恋したときに自分を責めてしまうことが多いです。「あの時、こうしておけば…」「自分がもっと可愛かったら良かったのかな?」など、自分を責め続けてしまうので、自分で自分を苦しめてしまっています。失恋の原因は自分であると決めつけてしまうので、自分に自信が持てず、自己肯定感がさらに下がってしまうので新しい恋へ踏み出すのも難しくなります。

失恋から立ち直りまでの期間は?

失恋から立ち直りできるまでの期間は、男女によって差があります。平均的に、男性は1週間未満、女性は1ヶ月から3ヶ月未満となっていて、男性の方が立ち直りが早いという傾向があります。少し細かく見ていきましょう。

男性目線

男性は、1週間未満という回答が最も多いようです。また、2番目に多い結果も、1ヶ月から3ヶ月未満となっていて、男性は失恋を引きずりにくいという傾向があることがわかります。ただ、当たり前ですが全員が全員そうとは限らないです。中には3年以上引きずっているという方もいるので、失恋の理由によっては、失恋した事実からなかなか立ち直ることができない男性もいるようですね。

女性目線

女性でいちばん多かったのは、1ヶ月から3ヶ月未満でした。続いて多かったのは、半年から1年未満という結果でした。結果からもわかりますが、多くの女性はある程度時間をかけて失恋から立ち直っていることがわかります。男性にも言えることですが、無理してすぐに立ち直ろうと焦る必要は全くありません。

結論は…

男性は比較的立ち直るのが早く、女性は男性と比べると長めに引きずる割合が多いようです。よく男性の恋愛は、「名前をつけて保存」、女性の恋愛は、「上書き保存」が多いと例えられているのを知っていますか?男性の方が一つ一つに対して割り切った考え方をしていて気持ちの切り替えが早く、女性の方が1つの恋愛にかける気持ちの割合が大きいためかもしれませんね。

失恋への名言(日本語ver)

失恋した時に思い返すと楽になるかもしれないという名言をいくつか紹介しますね。是非参考にしてみてください。

同感してくれる名言集

「恋をして恋を失った方が、一度も恋をしなかったよりマシである」

〜アルフレッド・テニスン~

「愛してその人を得ることは最上である…愛してその人を失うことはその次によい」

〜ウィリアム・M・サッカレー~

「恋という奴は一度失敗してみるのもいいかも知れぬ、 そこで初めて味がつくような気がするね」

〜若山牧水〜

「恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない」

〜伊藤左千夫~

「なんとなく好きで、 その時は好きだとも言わなかった人のほうが、 いつまでもなつかしいのね。 忘れられないのね。 別れたあとってそうらしいわ。」

~川端康成~


「恋愛は戦争のようなものである。はじめるのは簡単だがやめるのは困難である。」

~アラン・メンケン~

「人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。それでも人に恋するのだ。」

〜アルフレッド・ド・ミュッセ~

立ち直るための名言

「別れることがなければ、めぐり逢うこともできない」

~西洋の諺~

「心は、過去の悲しみから脱皮するもの」

~エラ・ウィーラー・ウィルコックス~

「失望に終わった恋は、 次の恋に対するちょっとした免疫になる」

~ウルスラ・アンドロス~

「下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ」

~チャールズ・チャップリン~

「恋の終わりは、自分から立ち去ること」

~ココ・シャネル~

勇気づけられる名言

「あなたを捨てた男のためなんかに泣いては駄目。次の男があなたの笑顔に恋するかもしれないでしょ。」

~メイ・ウエスト~

「涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの」

~ドロシー・ディックス~

「すべての出来事には意味があるわ。生きていくこととは、その意味を理解すること。」

~スザンヌ・サマーズ~

このような名言、心に響きますよね。辛い時、何かに縋りたい気持ちになった時に是非見てください。次の項では、名言の英語版を紹介します。

失恋への名言(英語ver)

かっこいい名言の英語版も見てみましょう。

He who has never experienced hurt, cannot experience true love

  (傷ついたことがない人は真実の愛を経験できない)

~トリスタン・ロー~

Most folks are about as happy as they make up their minds to be

  (大抵の人々は、自分で決心した程度だけ幸福になれる)

~リンカーン元大統領~

Don’t cry because it’s over, smile because it happened

  (終わったからと泣かないで、起こったのだから笑って)

~スース博士~

Pleasure of love lasts but a moment. Pain of love lasts a lifetime

(愛の喜びは一瞬だけ、愛の苦しみは一生続く)

~ベット・デイビス~

The saddest thing about love is that not only that it cannot last forever, but that heartbreak is soon forgotten

  (愛の最も悲しいことは永遠には続かないことだけでなく、失恋がすぐに忘れられること)

~ウィリアム・フォークナー~

There will be a time when you are forced to follow your heart away from someone you love

  (愛する誰かからどうしても心を離さないといけない時がある)

~アシュリー・ロレンザナ~

Don’t cry over someone who wouldn’t cry over you

  (あなたのために泣かない人のために泣くのはやめて)

~ローレン・コンラッド~

I have lost and loved and won and cried myself to the person I am today

  (私は失って、愛して、勝って、泣いて今の私がある)

~シャーロット・エリッカソン~

特に私の心に響いた物をピックアップしました。興味があれば他にも心に響く良い名言がたくさんあるので、ぜひ調べてみてください。

失恋が辛い時にやってはいけないことは?

実は、失恋が辛くてもやってはいけないNG行動があるんです。

◎無理やり忘れようとすること

失恋が辛いのはもちろん分かりますが、無理やり忘れようとするのは逆効果です。無理やり忘れてしまった方が立ち直れるのではないか?と考える人は少なくないと思います。しかし、忘れるために次の恋愛をしたら、心の傷が深くなってしまう可能性もあるので注意です。無理やり忘れようとして、周りには明るく振舞っていると一時的に忘れることはできるかもしれませんが、後のことを考えるとよくありません。体に支障をきたす可能性があります。自分のタイミングで別れたという事実を受け入れて行くことが大切です。

◎まだ未練があるのに、思い出の品を捨てる

気持ちが切り替えられていないうちに、別れた元彼との思い出の物を捨ててしまうと、辛さが倍増してしまう可能性があります。迷いや未練があるのは、元彼のことが完全に忘れられていない証拠であります。その状態なのに、勢いでものを捨ててしまうと後悔をしたり、自己嫌悪に陥る可能性があります。思い出の物を捨てるのには、自分の気持ちが固まった時です。

◎無理に新しい恋を見つけようとする

失恋のつらさを紛らわすために次の恋愛で忘れようとする人も多いのではないでしょうか?1番上のNG行動でも書きましたが、逆効果に働くことがあります。勢いで、新たな恋を始めると相手はおろか自分もまた傷ついてしまう可能性だってあります。また、ちょっとした行動が元彼を思い出させる原因に繋がってしまう恐れもあります。

◎SNSで元彼の探りを入れる

今の時代、スマートフォンがあればどんな情報も簡単に手に入れることが出来ますね。しかし、元彼の情報を探ることで失恋した傷口に塩を塗ることになります。元彼のアカウントを見た時、とても楽しそうな様子を見たりして、自己嫌悪に陥ってしまう可能性や、自己肯定感を下げてしまう原因でもあります。もし、他の女性との写真が投稿されたりなどしていたら、どうしたらいいか分からなくなってしまうでしょう。好奇心が湧くのはわかりますが、結局辛い気持ちになってしまうことが多いようです。SNSを探ることで、失恋の立ち直りを遅くする原因にもなってしまいます。

◎元彼を恨む

恨むという感情が出てきたら危険です。「自分はなぜ元彼に振られたのか?」などを考えると、元彼にいつの間にか執着してしまって、憎悪の対象になりかねません。正確な判断が出来なくなり、ストーカー行為に繋がってしまう恐れもあります。しかも、ストーカー行為をしてしまっている人は、自分がストーカーをしているという自覚がないのが特徴で、そこがかなり危険なポイントでもありますね。元彼を恨んだところで自分にとってプラスになることはありません。

失恋はイラストを書くことで癒される?

イラストと書きましたが、失恋の傷は自分の好きなことをすることで緩和することができます。この後、詳しい立ち直り方法を伝授しますが、趣味は大きな心の拠り所になるでしょう。特にイラストを書くことが趣味の方は、なんでも好きなものを書けるので、辛い気持ち、悲しい気持ちを表現出来るので少し気持ちが楽になるのではないでしょうか?

失恋からの立ち直り方

・何か熱中出来るものを見つける

何か熱中することが出来れば、その熱中していることに全神経がいきます。よって必然的に、彼のことを考える時間も減ると考えられます。集中力が切れてしまうと、もしかしたら彼のことを考える時間ができてしまうかも知れません。しかし、それでもいいんです!趣味や、仕事、お友達と遊ぶなどなんでもいいので、彼のことを考えずにすむ時間を作りましょう。ある記憶を忘れたいときは、他の何かに没頭することが大切です。思い出さないという行為を繰り返すことで、自然とその嫌な記憶は消えていきます。逆に考えれば考えるほど、記憶を忘れるまでに時間がかかるので、立ち直りが遅くなるということを頭に入れておきましょう。

・多くの人と会う

やはり、昔の恋を忘れるためには新しい恋に限ります。だから、たくさんの人と会う機会が増えれば、新たな恋を始めるきっかけも出来やすくなり、相手を忘れることに繋がります。新たな出会いというのは、記憶をどんどん塗り替えていきやすくなります。楽しい出会いで、辛い記憶を上書きしていきましょう。男性に会う気が起きないとしたら、女性同士の集まりでも良いでしょう。しかしご自身のペースを大切にし、焦りは禁物です。

・自分磨き

自分磨きをすることで、熱中することも出来る上に、もしかしたら相手を振り向き返すことも可能になってきます。復縁したい、またアタックしようと考えている人には自分磨きをすることが彼に再び近づくことができるきっかけ作りにもなります。失恋すると、自己肯定感が下がってしまいますが、自分磨きを積むことによって、自分に自信がつく上に自己肯定感も上がっていき、良いことだらけです。外見を磨くことによって、内面にも磨きがかかります。相手からの印象もそうですが、心も綺麗にしていきましょう。

・相手と連絡をしない

中には、忘れたいのに思わせぶりな態度を取ってくる上に優しくしてくる元彼もいるでしょう。もうそうなってしまったら、連絡手段を断つこともひとつの手段です。連絡先を消したり、LINEなどをブロックしたりするのは勇気がいります。しかし、実際にそれをやると心がスッキリするものです。
連絡が出来ないと諦めの気持ちがつきやすく、忘れるのにかかる時間が短くなります。どうしても勇気が出ない場合は、友達にブロックしてもらうなど、友達の力を借りるのも一つの手です。まずは、忘れられるための環境作りをすることも大切ですね。

落ち込む気持ちは自分で変える!

落ち込んでいる気持ちは、自分でしか変えられないです。強い精神力が必要となりますが、一つの辛い失恋を乗り換えたことで前より強くなれた、成長したと思えることもありますね。立ち直るための強い精神力は、気持ちを強く持つことで鍛えられていきます。どうしても落ち込んでしまい、元気が出ない時は、気持ちを切り替えるための充電期間だから大丈夫と自分に言い聞かせましょう。辛いことの後には、必ずいいことが待っています。しばらくしたら、友達と笑い話にできるように今は行動することが大切ですね。1人で悩んでばかりいるだけではなく、行動することで自分を変えることができるはずです!それが失恋を乗り越えるために必要です。

まとめ

私も実は5ヶ月くらい前に失恋しています。落ち込んでばかりの日々でしたが、この記事を書きながら、こんな方法試してみよう!自分磨き頑張ろう!と前向きな気持ちになることが出来ました。そんな人が1人でもいたら嬉しいなと思います。

 

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