春は別れと出会いの季節ですね。卒業式には、いろいろな思いを馳せて参加をしているでしょう。卒業した後の不安や期待。学生生活の楽しさの名残。後悔をしている気持ち。
この後悔している気持ち、もしかしたら今なら間に合うかもしれません。卒業式だったら、勇気をだして告白してみようかな……。だけどやっぱり、このタイミングはやめたほうがいいのかな……。告白するのって、勇気も覚悟も必要。なかなかその一歩が踏み出せないものですよね。
けれど最終的な行動を決めるのは自分。ぜひ参考にしてください。
卒業式に告白するメリットはある?
日頃は、自分から告白なんて…と思っている方でも、卒業式という大きな節目では、勇気を振り絞って自分の気持ちを伝えてみようかという気持ちになる方も多いですよね。卒業式で告白する一番のメリットは、なんと言っても振られた場合、後腐れがなく互いに気まずい思いをしなくていいという事です。相手の卒業後の進路が自分と同じ場合を除いて卒業式が意中の相手と確実に会える最後の機会という可能性も往々にしてあります。
そして、片思いをした事のある方はお分かりでしょうが気持ちを伝えられずに終わった片思いの方が告白して結果が駄目で終わった片恋よりも長い間、後悔として自分の中に残りがちなんです。勿論、告白の結果、両思いになれるのが一番ですが、例え振られたとしても、相手に告白できた事実はその後、自分の気持ちを切り替える意味でも長い目で見ると大きなプラスになります。
なので、卒業式に告白を考えていらっしゃる方は、あれこれと思い悩んで何もできなくなるよりは、勇気を出して自分の気持ちをぜひ、言葉にしてみて下さいね。
必ずいい思い出になる
どんな形で終わっても、これから先の長い人生を考えれば、必ず良い思い出になります。告白した側(された側)の友達たちに少なからずその話は広まります。
その話は良くも悪くも、一時の記憶に残るので笑いにされたり、いじられたりすることもあるでしょう。
しかし、良い話(付き合った場合)であれば、長くその話題になりますが、万が一の悪い話(振られてしまった場合)はだいたいピークを過ぎればほとんどの人の記憶からなくなります。
自分自身にとってもプラス要素しかなく、告白された側の本人や友人たちにとっても良い思い出にしかなりません。そのため、一時の”勇気”は必要ですが、将来的には必ず”良い”思い出になるため、私はそういった行動をお勧めします。
悔いを残さない
次に、自分自身の心に素直に生きるためにも”悔いを残さない”ことが必要であるためです。これは、若干精神論に近いのかもしれませんが、”あの時言っておけば”とか”言わなかったからそのあとの受験に悪影響が”とかそういう気持ちにもつながりかねません。
振られてしまったとしても、1つ良い経験ができたと考えるだけで、十分得られるものは多いと思うので、一旗あげる気持ちで挑戦すべきでしょう。
失敗してもその後すぐに会わない可能性が高い
3つ目に、万一のリスク対策です。
振られてしまったとしても、すぐにその相手に会わない場合、直接の恥ずかしさを避けることが卒業式のタイミングであれば可能です。逆に、まだ学校生活が続く中での告白だと、次の日にいつもどおり学校へ行って顔を合わせる可能性がありますよね。そうすると緊張もするし、学校生活も窮屈に感じるようなことになりかねないので、そういった意味でも卒業式の告白は個人的に最適と考えています。
うわさや冷やかしの心配がない
卒業式に告白するメリットに他人の目を気にする必要がないことも挙げられます。
在学中に告白すると「あいつ告白したらしいよ」「〇〇のこと好きって知ってた?」といった、うわさや冷やかしに悩まされることもあるでしょう。卒業式のタイミングであれば、その後、表面的な友人との関わりはなくなります。うわさや冷やかしを気にすることなく、告白に専念できるのです。告白に成功して付き合っていることを知られたくない場合も同様に、周りに知られる心配がないことも卒業式に告白する大きなメリットといえるでしょう。
卒業式での告白を成功に近づける方法
告白する前に相手との距離を縮めておく
卒業や転勤などの節目の告白を成功させるためには、告白前にしっかりと距離を詰めておくことが重要です。
これから新しい道を歩んでいくというのに、何の思い入れもない相手とわざわざ関係を続けていこうとする人はいません。
つまり、告白をするまでの間にできる限り距離を詰め、彼に「これからも一緒にいたい」「もっと知りたい」と思わせられるかどうかが勝負なのです。告白をしてから「これから私のことを知ってほしい」と言うのでは遅すぎます。
好きと一緒に今後のビジョンも伝えておく
告白をするときは「好き」という気持ちだけではなく、今後のビジョンも併せて伝えることが大切です。
今後の付き合い方や、今後の2人についての理想などを伝え、2人の関係が続いていく未来を具体的に彼に想像してもらうことがポイント。
そうしなければ、告白がただの思い出作りで終わってしまいます。ただの思い出作りで終わらせないようにするためにも、卒業や転勤などの節目での告白は、今後のビジョンを伝える必要があるのです。
断られてもすぐにあきらめない
普段の告白で断られた場合は潔く身を引くことをおすすめしますが、卒業や転勤などでもう会えなくなってしまう場合の告白であれば、一度断られても諦めずにもう一歩強く出ることをおすすめします。
なぜなら、もしかしたら彼があなたを嫌いで断ったのではなく、先が見えない不安から断った可能性もあるからです。
先のことが何もわからない状態で告白を受け入れるのは怖いことです。だからこそ「これからもあなたとずっと一緒にいたい」という強い気持ちをまずはあなたがしっかりと彼に伝えてください。そうすれば、彼の迷いを拭い去ることができるはずです。
女子から卒業式に告白する場合は、男子が女子に告白する場合よりも遠慮は要りません。
案外、男子の場合は少しでも「いいな」と思った女の子から告白されると、受け入れてくれることが多いからです。卒業式当日の忙しい中でも、男性にとって、女性からの告白はやはりうれしいものです。でも、もちろんタイミングは大切。
ここでは告白が成功するタイミングをご紹介しますね。
1.卒業式当日 下駄箱に手紙を入れておく
女の子からの告白で、男性がきゅんとする瞬間。それは、卒業式の当日の朝に、告白の手紙を下駄箱の中に見つけた瞬間です。
最後に学校に登校した早朝に、名前の書かれた小さな手紙が自分の下駄箱に入っていたら、驚きと喜びでいっぱいになります。手紙には、「好き」「付き合って欲しい」という言葉と、卒業式後に返事が欲しいということを書きましょう。これなら、卒業式の合間をぬって、時間がある時に返事をくれます。もちろん、好きな相手が手紙を受け取って、実際に時間をとって顔を合わせてくれた時には、面と向かって再度告白します。
でも、まずは第一段階として手紙で告白することで、相手も「かわいいな」と思ってくれます。ただ、いきなり手紙で告白するのが恥ずかしいなら、まずは「卒業式が終わったら○○(会いたい場所)に来てほしいな」という内容の置き手紙を入れておきましょう。これなら、男性も「何だろう」と思いながら告白を予想するので、お互い心の準備もできます。
2.式が終わった後、誰もいない教室で伝える
卒業式後は、みんなが会場で写真を撮るのに夢中になっています。そのタイミングを狙って、誰も戻っていない教室で告白するのもよいでしょう。卒業式後の誰もいない教室は、2人きりでお互いの距離も縮まり、告白を受け入れてもらいやすくなります。
人目を気にせずにゆっくりと話せるので、自分の気持ちも相手の気持ちも落ち着いて受け止められます。思い出の詰まった教室なので、2人で思い出話をしながら、緊張をほぐしつつ告白の返事を受け取れるのもメリットです。
3.卒業式前に朝一、屋上で伝える
屋上は、みんなが思い描くような、定番の告白スポットですよね。でも、ポイントは″卒業式前のタイミング″に告白するという点です。できれば、学校が開門してすぐ、屋上で待ち合わせるようにしましょう。一番乗りに登校すれば、他のクラスメートに見られることもありません。
卒業式の後でも良いのでは、と思うかもしれませんが、屋上で写真撮影する人もいるかもしれません。朝一の屋上ならば、2人でゆっくりと話すこともできるので、落ち着いて自分の気持ちを相手に伝えられるというメリットもあります。
卒業式前の練習日など、卒業式に一番近い登校日に、あらかじめ「卒業式の早朝に待ち合わせしたい」と伝えておきましょう。約束するのが恥ずかしい場合は、「卒業式の朝、黒板に卒業の言葉を書きたいから一緒に一番乗りで学校に行かない?」と誘ってみましょう。これなら、気軽にOKしてくれますよ。
4、謝恩会が終わった後の帰り道で伝える
最後の最後まで告白をとっておくと、成功率も高まります。なぜなら、これが本当に最後のお別れになるからです。学校生活を共にした相手と顔を合わせるのはいよいよ最後なのだと思うと、寂しくなります。寂しくなると同時に、「自分もこの人のことが好きだ」とも思うのですね。
したがって、卒業式・謝恩会がすべて終わった帰り道での告白は成功しやすいのです。
また、卒業式の1日のスケジュールはすべて済んでいるので、比較的ゆっくりと過ごすことができます。近くのカフェや、景色のきれいな場所、あるいは2人の思い出の場所に行けば、心も落ち着いて素直な気持ちを伝えられますよ。
5.直接会っての告白がおすすめ
告白の王道は直接会って告白する方法です。表情やセリフを通して真剣な姿をじかに届けられることで、あなたの真摯な思いが確実に伝わります。
加えて、相手の表情が見えることでリアルタイムな反応が分かることもメリットです。OKの場合は共に幸せを喜び合い、NGの場合でも反応次第では次のチャンスを狙うこともできるでしょう。
卒業式は何かと忙しい日です。友人や家族との付き合いがある場合、告白したくても時間をつくってもらうことが難しい場合があります。
そのため、事前に相手のスケジュールを確認しておく・時間をつくってほしいことを伝えておくと安心です。
6.電話やLINEで伝える方法も
電話やLINEは時間や場所を気にせず告白できます。対面では恥ずかしいという場合でも、電話やLINE越しであれば勇気を出せるのではないでしょうか?
もし振られてしまったとしても、そのときはやり取りを終わらせればよいため、対面で振られるよりもショックが少ないこともメリットといえるでしょう。ただし、日常的につかうツールなので、真剣な告白を「冗談かもしれない」と誤解されてしまうことも少なくありません。
告白するときは「大事な話があるから」「聞いてほしいことがある」など、真剣に思いを伝えたいことをアピールしておくことが大切です。
卒業式で告白をしないと後悔する?
告白したかったけど、ダメだった・・・。
みなさん、こんな理由がありました。
1.「今さら告白しても相手を困らせるだけ。」と怖じ気づいた。
・・・もう卒業するし、会えなくなるし、相手の気持を汲みすぎて遠慮したパターン。
告白してから考えても遅くはないのです。
2. 人が多すぎて、二人きりで話すチャンスがなかった。
・・・式のあとは混雑しており、落ち着いて話をするのは難しい状況にあります。少し静まった頃に「後で話しがあるから、帰らないで待っていて。」と伝えましょう。
3. 「今の親密度では付き合うのは難しそう。」と冷静に判断した。
・・・勝率が低いだろう。と諦めたパターンです。そのときは納得できても後から、「やっぱり告白しておけば良かった。」と後悔する人も多いのです。
告白はしてみないと結果はわかりません。「もう会うこともないだろう。」と勇気を振り絞ってみては!?
卒業式に告白できなかった人は一生後悔する…?
もしも卒業式に告白できなかったらどうなるのでしょうか?
ずっと片思いしていた相手がいるのに、そのひとに自分の気持ちを伝えることもないままお別れしてしまったら…?
おそらく、絶対後悔することでしょう。
普通でも数年間、ひとによっては一生後悔するかもしれません。同じ進学先でない場合、『卒業=永遠の別れ』になってしまうことが多いからです。
大人になってから偶然街でばったり会うこともありますが、会わないひともいます。
好きな人が同じクラスじゃなかった場合、同窓会で再会することもありません。本当に一生のお別れとなってしまうのです。
それはつまり、二度と気持ちを伝える機会がないということでもあります。
好きという気持ちを胸に抱えたまま、ずっと生きていかなければいけないということになります。
告白すればOKかNOか、キチンと答えをもらえますが、告白しなかった場合はどちらももらえません。
ずっともやもやしたまま日々を過ごすことになります。
『あのとき告白していれば…』
『あのとき、あとほんの少し勇気を出していれば…』
『そうすれば、もしかしたら今ごろは…』
こんな風に『もし~だったら』という考えがずっと頭につきまとってしまいます。それは告白してフラれるよりも、もしかしたら辛いことなのかもしれません…。
卒業式で告白をする際に気をつけること
相談する人は口が堅い人に
卒業までに好きな人と付き合いたいなら、何もしないとそのまま会えなくなってしまうので、卒業までに距離を縮めていく必要があります。
そこで一番頼りになるのは、周りの身近な人に相談するというのがあります。あなたも恋の悩みを友達に相談したりしませんか?
恋愛とは感情でするものだけに偏った考えになりがちです。そのためにはニュートラルな考えをする必要があります。ニュートラルとはどこか自分を冷静に見る視点のことです。人間は主観的になると偏った考え方になってしまいがちで、考えが偏り過ぎると好きな人に受け入れてもらえない・・・ということになるのも頭に入れておく必要があります。
たとえばあの人は私のことが好きなんだと思い込み、実際は友達としていい人程度に思われてただけなのに、勘違いして入れ込んでそこに温度差が生じることで、恋が実らないということは恋愛ではありがちです。
頭の中をニュートラルにするためには、周りの人に自分が考えを相談するのが一番良いですが、このときに重要なのが相談する相手を選ばなければ、噂が広まってしまう危険性があるということです。いくら卒業が近くて環境が変わってしまうとはいえ、おかしな噂が広まってしまうのは嫌ですよね。卒業まで凄く居辛い状態で過ごすことにもなります。好きな人にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
相談する相手として選びたいのは口が堅い人です。クラスでもいるようなおしゃべりな相手に相談をすると、ネットの掲示板に投稿されるのと同じぐらいの勢いで、周りの人に噂が広まってしまうので要注意です。また、他には噂話をめったにしないような人です。このような人はそもそも噂話に興味がありません。なのであなたの抱えている恋愛の相談事も、他人に噂話を広めるようなことはまずしません。
なので噂好きとかおしゃべりな人に相談すると、クラス中や学年中に広まってしまうと考えるべきです。そういうものだと自分の中で決めておく必要があります。そう考えることで口が緩んでつい相談するのを防げます。
告白するなら彼と2人きりになること
好きな人に対して告白したい気持ちが強いなら、何もせず後悔するよりは告白した方がよいでしょう。そのまま卒業式をむかえて何もできなかった・・・となれば会えなくなってしまうからです。なので必要以上に焦ることはありませんが、あまりのんびりし過ぎもまた問題があります。
告白するときの重要な見極め方ですが、告白すれば好きな人が良い返事をくれそうだな・・・とあなたが直感的なものを感じたときです。
うまくいきそうだと感じる可能性と、うまくいかなそうだと感じる可能性が、それぞれ50パーセントずつならば、告白するのはまだ準備不足だと言えます。
少なくともうまくいきそうと感じなければ、その不安な気持ちから失敗を招いてしまうからです。自分に可能性を感じることが成功率を高めるのです。うまくいきそうな可能性が80パーセントぐらいなら、むしろ思い切って告白するべきとも言えます。そこで告白するときの状況ですが、女性であれば不安だからと友達と一緒に行き、好きな人の前に行き告白をするようなことがありますが、それって彼の立場からするとどう感じるでしょうか。
それよりも彼と二人きりの状況を作って告白をすべきです。なぜなら、二人きりの方が真剣だと思ってもらえるからです。友達に付き添われたらその友達が気になってしまいますし、まるで自分に保険を掛けてるようで嫌に感じるものです。
それに彼としても友達が付き添いにいれば、返事がしにくいのでウソの返事をする可能性もあります。それはつまり恋が発展しないということになるのです。このように、その場所に第3者がいることで、マイナスに働く可能性があるので2人きりが良いのです。告白するなら相手の立場を考えることが大切です。
クラスの中で人がワイワイ賑やかにしている中で、告白されてきても真剣だとは考えられないからです。
後悔を残さない事
好きな人と面と向かうときは、頭が真っ白になってしまうほど緊張するものです。緊張し過ぎると気持ちをうまく伝えられず、マイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。そのように考えればなかなか踏み込むことが難しいでしょう。
ですが、告白しないまま卒業してしまえば、2度と会えない可能性も少なくありません。彼が別の異性と付き合ってしまう可能性もあります。そんなころになりたくないなら思い切った行動が重要です。
なぜ緊張するかをよく考えれば分かりますが、告白して失敗したらどうしようという気持ちが緊張を招きます。たとえば試験を受けるときに絶対に受かる試験であれば、誰だって緊張する必要もなく合格もできるでしょう。合格の可能性が100%でないときには緊張するものです。
人間はもともとネガティブに考えやすいもので、緊張するとマイナスに考えてしまうようになります。一度マイナスのことを考えてしまうと、悪いことばかり連鎖することを想像してしまい、結果的に悪い結果を生み出します。失敗したらどうしようと考える気持ちは、言い換えれば未来予知能力ともいえます。通常、未来は暗いものばかりではなく、明るい未来も想像することができるはずです。明るい未来を創造するためには、頭の中で「自分はうまくいく」と唱えることです。
意識して何度も繰り返し唱えれば、結果はおのずとよい方向に転がりやすいです。
まとめ
卒業をして全く接点がなくなるという訳ではないですが、学校で毎日会っていた頻度よりは会えなくなってしまいますよね。もし、卒業式に告白するタイミングを掴めないようでしたら、連絡先の交換をして告白する前に連絡をやり取りできる関係作りを築いていくこともおすすめです。彼の事が好きという気持ちを自分のタイミングで伝えることが大切ですね。卒業式は告白を待っている男子は意外にも多いので卒業式の雰囲気を利用して勢いで告白してみてもいいかもしれません。